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Oリング・ガスケット(シール材の選び方)

O リングとガスケットは、2つの部品のすき間をふさいで、液体や気体を漏らさないための部品です。

Oリング・ガスケット(シール材の選び方)
9件解決できる課題
6社紹介している企業
32点図と写真
25件出典

Oリング・ガスケット(シール材の選び方)

2枚の金属の部品の溝に入ったOリングの断面に、流体の圧力が左からかかっている図と、色の違うOリング・シートガスケット・うず巻形ガスケットを並べたイラスト(AI で生成したイメージ)

信頼性・長寿命安全・規制・環境対応漏れ・気密樹脂・ゴム劣化(耐候・耐薬品)耐熱ゴム流体制御バルブ・シール

O リングとガスケットは、2つの部品のすき間をふさいで、液体や気体を漏らさないための部品です。NOK の Oリングのカタログは、圧縮された O リングが反発力を保つことでシールするとしています。ガスケットはフランジなどの間にはさんで締め付け、その面圧でシールします。どちらも、密封する流体・温度・圧力に合う材料と、溝やフランジの寸法、組み付け方がそろって初めて漏れを止められます。

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)、ニチアス「ガスケットの設計資料」(ガスケットNAVI)

このページでは、O リングのシールのしくみとつぶし率、ゴム材料の選び方と温度の目安、はみ出しとバックアップリング、ガスケットの種類と締め付けの手順、よくある不具合、カタログ値の見方をまとめ、得意分野の違う会社を紹介します。シリコーンゴムそのものは技術ページ「シリコーンゴム」、液状ガスケットや接着でのシールは「接着剤」、バルブ・シールの部品全体は製品ページ「バルブ・シール」で扱っています。

O リング・ガスケットの企業(早見表)

企業O
リング
ガス
ケット
特寸・
小ロット
高機能
材料
食品
向け
ダブレス送り加硫の大口径 O リング(東京都)●●●●
扶桑ゴム産業ゴムの切削で O リング・パッキン(広島県)●●●
ジャパンマテックス渦巻・膨張黒鉛ガスケット(大阪府)●
アスクテクニカジョイントシート・ガスケットシート(山梨県)●
バルカーO リングからガスケットまで(東京都)●●●
シンアイ産業金属検知器に反応するゴム(愛知県)●●

●は、各社の公式サイトで扱いや事例を確認できたものです(空欄は、扱っていないという意味ではありません)。「高機能材料」は FFKM・耐プラズマなどの材料を公開している会社です。社名を押すと、その会社の紹介へ移ります。

目次

この技術で解決できる課題

シール材の選び方が効くのは、漏れる、しばらくすると漏れ出す、高い圧力でちぎれる、特殊な環境で使えるものが見つからないときです。課題ページでは、液漏れ・ゴムのへたり・防水・真空・滅菌・食品などの対策に出てきます(下の表)。

油や水が漏れる、ゴムがへたる、高い圧力でOリングがちぎれる、筐体を防水したい、真空・食品・医療・半導体で使いたいという困りごとと、シール材の選び方でできることの対応図
図1 困りごとと、O リング・ガスケットの選び方でできること
出典:このページの出典をもとに AI(Claude)で作成
課題この技術での解決課題ページ
液漏れ・気密不良を防ぎたいO リングの材質と溝、ガスケットの締め付けを見直すO リング・パッキンの材質と溝の設計ガスケットとフランジの締め付け管理
ゴム部品がへたる・硬くなる(圧縮永久ひずみ)使う温度に合うゴムを選び、つぶし率・充填率を見直す使う条件に合うゴム材料を選ぶ溝と形の設計
電子機器を防水・防じんにしたい筐体のガスケット・O リングで、すき間をふさぐ筐体のシール(ガスケット・O リング)
真空装置の漏れ・到達圧力不足を解決したいフランジ・シールを直し、真空用の材料にするフランジ・シールを直す
医療機器の部品を滅菌・消毒に耐えるようにしたい滅菌の方法に合うゴム・シールの材料を選ぶゴム・シールの材料を選ぶ
紫外線・薬品で劣化する触れる薬品に強いゴムを選ぶ耐候・耐薬品の材料を選ぶ

右の列は、関係する課題ページの対策の節へのリンクです。

仕組み:つぶしの反発力と、流体の圧力で押し付ける

バルカーの Oリングのカタログによると、O リングは溝に入れて約 8〜30%つぶして使い、圧力が低いときは O リング自身の弾性でシールします。圧力が増すと、O リングは溝の片側に押し付けられてO 形から D 形に変形し、相手の面に押し付ける力(接面圧)が増えます。さらに圧力が高くなると、O リングがすき間からはみ出して壊れ、シールできなくなります。同じカタログは、圧力 6.3MPa 程度からはみ出しが出はじめるため、作動圧力 6.9MPa 以上を目安にバックアップリングを使うよう求めています。

圧力がないときはつぶした反発力で、圧力がかかると溝の片側に押されてD形になり、圧力が高すぎるとすき間にはみ出してちぎれる、3段階のOリングの断面図
図2 O リングのシールのしくみ(3つの段階)
出典:バルカー「Oリング」カタログをもとに AI(Claude)で作成

出典:バルカー「Oリング」カタログ(LC01)

つぶし率と充填率で、溝の寸法を決める

溝の寸法は、つぶし率と充填率で決めます。NOK のカタログは、つぶし代を O リングの太さ(線径)から溝の深さを引いた値、つぶし率をつぶし代÷線径×100、充填率を O リングの断面積÷溝の断面積×100 としています。同社の設定値は、つぶし率が円筒面で 8〜25%、平面で 8〜30%、充填率は中央値 75%をねらって最大 90%以下です。つぶし率がおよそ 40%以上になると圧縮割れのおそれがあり、小さすぎると漏れるとしています。

溝の幅G・深さH・Oリングの線径Wを示した断面図と、つぶし代・つぶし率・充填率の式、つぶし率8〜25%(円筒面)・8〜30%(平面)、充填率中央値75%・最大90%以下の目安
図3 溝の寸法の決め方:つぶし率と充填率
出典:NOK「Oリング」総合カタログをもとに AI(Claude)で作成

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)

NOK は、推奨値を機能上問題がない値より小さめにしているのは、組み付けのときのむしれ・かじり・かみ込みを避け、反力が大きくなって組み付けにくくなるのを避けるためだとしています。圧縮率を同じにすると、太い O リングほど圧縮永久ひずみ(へたり)が小さいともしています。

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)

固定用と運動用、呼び番号の系列

O リングは、動かない所をふさぐ固定用と、往復や回転で動く所をふさぐ運動用に分けて選びます。NOK・バルカーのカタログでは、JIS B 2401 の呼び番号でP は運動用・固定用、G は固定用、V は真空フランジ用です。ほかに ISO 相当の一般工業用、航空機用の AS568、自動車用の JASO(旧 F404)の系列があります。動く所では、つぶし代を低めにすると摺動の抵抗が減るとしています(NOK)。

JIS B 2401 のP(運動用・固定用)、G(固定用)、V(真空フランジ用)、ISO相当(一般工業用)、AS568(航空機用)、JASO(自動車用)の6枚のカード
図4 O リングの呼び番号の系列
出典:NOK・バルカーの Oリングのカタログをもとに AI(Claude)で作成

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)、バルカー「Oリング」カタログ(LC01)

ガスケット:締め付けた面圧で、フランジのすき間をふさぐ

ガスケットは、フランジの間にはさんで、ボルトで締め付けた面圧でシールします。ニチアスのガスケット設計資料は、必要な締付力を、使っているあいだに要る力(内圧とガスケット係数 m から求める)、締め付けのときに要る力(最小設計締付圧力 y から求める)、最小締付面圧 σ3 から求める力のうち、最も大きいもので決める考え方を示しています。同社の技術時報は、y 値はとても低い内圧(13.8kPa)の試験がもとになっていて、ガス系の流体では y 値だけでは足りず、締め付けたあとの気密試験で漏れる例が多いとして、最小締付面圧 σ3 を使う方法を提案しています。

出典:ニチアス「ガスケットの設計資料」(ガスケットNAVI)、ニチアス技術時報「ガスケットの締付管理について」

種類と選び方

O リングの材料は、密封する流体 → 温度 → 圧力と動き → 規格(食品・水道など)の順に絞ると整理しやすくなります。NOK のカタログの代表的な材料の使用温度の目安は、次のとおりです。

NBR −24〜100℃(120℃)、HNBR −22〜110℃(130℃)、EPDM −49〜130℃(150℃)、ACM −21〜130℃(150℃)、CR −44〜100℃(120℃)、VMQ −48〜200℃(220℃)、FVMQ −55〜200℃(220℃)、FKM −16〜200℃(220℃)の横棒グラフ
図5 ゴム材料の使用温度の目安(NOK の代表的な材料)
出典:NOK「Oリング」総合カタログの材料の表をもとに AI(Claude)で作成

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)

グラフの温度は、材料記号ごと(NBR は A305、FKM は F201 など)の値です。高温側は空気中の加熱劣化試験を考慮した値、( )内は一時的な使用の耐熱温度、低温側は TR10(低温でひずみの回復が始まる目安)で、使用温度は流体や使用条件で変わるとしています(NOK)。

材料得意なこと注意主な用途の例
NBR(ニトリルゴム)鉱物油に強い。性能と加工性のバランスが最もよい(NOK)使用温度の目安は 100℃まで(NOK の A305)油圧・空圧の標準材料(バルカー)
HNBR(水素化ニトリルゴム)NBR より耐熱・耐油・強さ・耐へたり・耐オゾンにすぐれる(NOK)NBR の代わりに、より高い温度で使う冷媒用・耐圧用のグレードもある(NOK)
EPDM(エチレンプロピレンゴム)耐オゾン・耐熱・耐水蒸気・耐寒・耐 LLC にすぐれる(NOK)鉱物油では大きく膨潤する水・ブレーキ液・エチレングリコール(NOK・バルカー)
VMQ(シリコーンゴム)耐熱・耐寒・耐水(NOK)引張強さが低い(バルカーの表で 6.0MPa)高温・低温で使うシール
FKM(ふっ素ゴム)合成ゴムで最もすぐれた耐熱性・耐油性・耐燃料油性(NOK)低温に弱い(NOK の表で −16℃前後)高温の油・燃料(耐酸・耐アルカリの特定のグレードもある)
FFKM(パーフロロエラストマー)ほとんどの薬品・溶剤にきわめてすぐれた耐性(バルカーのフローリッツ SB)使う薬品・温度に合うグレードを選ぶ半導体の製造装置など(半導体用のグレードがある)

この表は、NOK とバルカーの Oリングのカタログの記述をもとに編集部が整理したものです。同じ種類のゴムでも、材料記号(グレード)で性質が変わります。

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)、バルカー「Oリング」カタログ(LC01)

ゴムが油でふくらむ(膨潤)しくみ

材料選びで間違えやすいのが、流体との相性です。NOK のカタログは、膨潤を、油の分子がゴムの分子の間に入り込んで広げようとする力と、架橋した網目の弾性がつり合った状態と説明しています。ゴムと油の分子の構造が似ているほど親和性がよく、膨潤が大きくなります。目安には SP 値が使われ、EPDM(SP 値 8)と鉱物油(6〜8)は似ているので膨潤が大きく、NBR(9〜10)と鉱物油は似ていないので膨潤が小さいとしています。

EPDMと鉱物油はSP値が近く膨潤が大きい、NBRと鉱物油はSP値が離れていて膨潤が小さいことを、2枚のカードと、浸す前と後のOリングの断面で示した図
図6 膨潤のしくみ:似たもの同士ほどふくらむ
出典:NOK「Oリング」総合カタログ(膨潤のしくみ)をもとに AI(Claude)で作成

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)

NOK は、組み込んだあとに軽油やガソリンで洗うと、残った洗浄剤で膨潤することがあるとしています。流体と材料の組み合わせは、メーカーの耐薬品の表で確かめ、迷うときは実際の流体に浸す試験をします(編集部の補足)。

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)

ガスケットの種類と、締め付けに要る面圧

ガスケットには、ゴムやジョイントシートなどの非金属系、金属と柔らかい材料を組み合わせたうず巻形・カンプロファイル・メタルジャケットなどのセミメタル系、金属だけのリングジョイントなどがあります。ニチアスのガスケット設計資料の表では、締め付けのときに要る最小の面圧 y は、ゴム打抜き(硬さ HS75 未満)で 0.0、ジョイントシート(1.5t)で 25.5N/mm²、うず巻形で 68.9N/mm²、リングジョイント(ステンレス)で 179.3N/mm²と、種類によって大きく違います。

ゴム打抜き・非石綿ジョイントシート・カンプロファイル・うず巻形・平形メタルジャケット・リングジョイントの最小設計締付圧力yとガスケット係数mを比べた横棒グラフ
図7 ガスケットの種類と、m・y の例
出典:ニチアスのガスケット設計資料をもとに AI(Claude)で作成

出典:ニチアス「ガスケットの設計資料」(ガスケットNAVI)

同じ資料は、ジョイントシートはガス系の流体には勧めない場合があり、蒸気では 29.4N/mm² 以上の締付面圧を勧めるとしています。表の値には、JIS B 2205・B 2206・JPI-7S-81 によるものと、同社が設定したものがあります。

出典:ニチアス「ガスケットの設計資料」(ガスケットNAVI)

使う場面ごとの選び方

使う場面が決まると、候補の材料と、確かめるべき点が絞れます。油圧、水・蒸気、高温の油、食品・水道、半導体、水素、配管のフランジ、電動車のケースでは、次のような選び方が公開されています。

使う場面よく使われるもの選ぶときのポイント公開されている例
油圧・空圧NBR の O リング+バックアップリング圧力・すき間・硬さ。6.9MPa 以上はバックアップリングNBR-70-1 は油空圧用の標準材料(バルカー)
水・蒸気・ブレーキ液EPDM鉱物油が混ざらないかEPDM は水用・ブレーキ用(NOK)
高温の油・燃料FKM・HNBR使う温度と低温側の限界FKM は耐熱・耐鉱油で圧縮永久ひずみが小さい(バルカー)
食品・水道の機器食品衛生法・水道法に適合した材料専用の製造工程が要る使う場合は必ず相談するよう求めている(NOK)
半導体の製造装置FFKM・ふっ素ゴムの高機能グレードプラズマ・パーティクル・放出ガス耐プラズマ・パーティクル対策・低放出ガスのグレード(バルカー)
高圧の水素水素用の EPDM・特殊 VMQブリスター(気泡)、低温、バックアップリング0.6MPa⇔90MPa・85℃の水素で 30,000サイクルの試験(NOK)
配管のフランジジョイントシート・うず巻形・メタルジャケット流体(ガスか液か)・温度・締付面圧種類ごとの m・y と最小締付面圧の表(ニチアス)
電動車のケース液状ガスケット(FIPG)耐熱・耐湿・難燃・追従性バッテリーケースは耐熱〜120℃・85℃/85%RH・UL94 V-0 の要求の例(スリーボンド)

「よく使われるもの」と「選ぶときのポイント」は、公開されている例と出典の解説をもとに編集部が整理したものです。

出典:バルカー「Oリング」カタログ(LC01)、NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)、バルカー 製品情報「Oリング」、NOK「水素用Oリング」、ニチアス「ガスケットの設計資料」(ガスケットNAVI)、スリーボンド Technical News 107「非シリコーン系FIPGの開発」

はみ出しとバックアップリング

高い圧力では、O リングがすき間に食い込んでちぎれる「はみ出し」が起きます。バルカーのカタログは、はみ出しは特にすき間に関係し、流体の圧力とゴムの硬さにも影響されるとし、JIS B 2401-2 ではバックアップリングを使わないときのすき間の最大値を超える場合、バックアップリングを併用するよう勧めているとしています。表の値は、硬さ A70 で 4.0MPa 以下なら 0.35mm、16.0〜25.0MPa では 0.03mm です。

使用圧力4.0MPa以下から16.0〜25.0MPaまでの5段階で、バックアップリングを使わないときのすき間(2g)の最大値を、硬さA70とA90で比べた棒グラフ
図8 バックアップリングを使わないときの、すき間の最大値
出典:バルカー「Oリング」カタログ(JIS B 2401-2 の表)をもとに AI(Claude)で作成

出典:バルカー「Oリング」カタログ(LC01)

同じカタログは、流体の圧力でシリンダーがふくらむと考えられるときは、値の 75%以下のすき間にすること、温度が上がるとゴムの硬さが下がることにも注意するよう求めています。NOK は、バックアップリングは両方向から圧力がかかるときは O リングの両側に、一方向なら圧力と反対の側に付けるとし、形はエンドレス・バイアスカット・スパイラルの3種類で、効果はエンドレス、装着はバイアスカットが便利だとしています。

出典:バルカー「Oリング」カタログ(LC01)、NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)

高圧の水素で使うとき

J-STAGE に掲載された高圧水素の O リングの論文によると、高い圧力の水素を急に減圧すると、ゴムに溶け込んだ水素が過飽和になって気泡ができ、内部に亀裂(ブリスター)が入ることがあります。NOK の水素用 O リングのページは、水素用の低温 EPDM(E9079)と特殊 VMQ(S9219)を、0.6MPa⇔90MPa・85℃の水素で 30,000サイクルくり返す試験で評価し、低温 EPDM はすぐれた耐ブリスター性を、特殊 VMQ は最も高い耐ブリスター性を示したとしています。使用温度の目安は低温 EPDM で −50℃、特殊 VMQ で −60℃で、高い圧力では専用のバックアップリングを併用します。

出典:Koga ほか「Evaluation on High-Pressure Hydrogen Decompression Failure of Rubber O-ring Using Design of Experiments」(International Journal of Automotive Engineering、2011、J-STAGE)、NOK「水素用Oリング」

向いている条件と注意点

O リング・ガスケットが向いている条件

  • 分解・交換する所を、繰り返しふさぎたい
  • 規格の寸法(JIS B 2401 など)の溝で設計できる
  • 流体・温度に合う材料が選べる
  • 安い部品で、漏れを確実に止めたい
  • フランジの形に合わせて、ガスケットを打ち抜ける

注意点

  • ゴムは高温・長い時間で、へたる・硬くなる
  • 流体に合わないと膨潤・劣化する
  • 高い圧力では、はみ出してちぎれる
  • 組み付けの傷・ねじれで、すぐ漏れる
  • ガスケットは締め付け方で漏れる(片締め・締付不足)

この一覧は、このページの出典(NOK・バルカーのカタログ、ニチアスの資料など)をもとに編集部が整理したものです。

よくある失敗:O リングの不具合と対策

NOK のカタログの「不具合事例とその対策」は、O リングの不具合を、へたり・硬化・膨潤・はみ出し・ねじれ・むしれやかじり・オゾンクラック・摩耗などに分けています。たとえばへたりは、高温・過大な圧縮・密封する流体が重なって起きることが多いとして、溝の寸法と材料の見直しや、シール部分を冷やすことを対策に挙げています。オゾンクラックは、伸ばした状態で空気中に放置すると起きるとしています。

へたり・硬化と亀裂・膨潤・はみ出し・ねじれ・むしれとかじり・オゾンクラック・摩耗の8つの不具合を、Oリングの断面のアイコンと原因・対策で示した8枚のカード
図9 O リングのよくある不具合と、おもな対策
出典:NOK「Oリング」総合カタログ(不具合事例とその対策)をもとに AI(Claude)で作成

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)

バルカーのカタログは、ねじれは、圧力差 2.94MPa 以下で摺動の速さ 5mm/秒以下の低速のとき、または特別な考慮のない 300mm 以上のストロークで起きやすいとしています。NOK は、O リングは再使用しないこととしています。へたりのしくみと試験は、課題ページ「ゴム部品がへたる・硬くなる(圧縮永久ひずみ)を防ぎたい」で詳しく扱っています。

出典:バルカー「Oリング」カタログ(LC01)、NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)

カタログ値の見方

ゴム材料のカタログで特に間違えやすいのが、圧縮永久ひずみの値です。試験の温度と時間が材料ごとに違うため、数字だけを並べて比べることはできません。バルカーのカタログの測定値の例では、NBR(B0570)は 120℃×72時間で 20%、ふっ素ゴムの D2770 は 200℃×72時間で 26%、D0270 は 175℃×22時間で 4%で、規格値ではなく測定値の例だとしています。

バルカーのカタログのNBR・HNBR・EPDM・VMQ・FKMの圧縮永久ひずみの測定値を、試験の温度と時間とともに並べた横棒グラフ
図10 カタログの圧縮永久ひずみは、試験の条件を見る
出典:バルカー「Oリング」カタログ(材料の物性の表)をもとに AI(Claude)で作成

出典:バルカー「Oリング」カタログ(LC01)

項目見方
硬さ(デュロメータ A)A70・A90 など。硬いほどはみ出しに強いが、つぶしにくく、組み付けにくい。NOK の NBR-70-1 は 70±5
引張強さ・伸び規格値(○以上)と実測値を分けて見る。NOK の NBR-70-1 は 10MPa 以上・250%以上
圧縮永久ひずみ温度と時間(例:120℃×72h)を必ず見る。小さいほどへたりにくい。NOK の NBR-70-1 の規格値は 40%以下(120℃×72h)
使用温度範囲流体・圧力などで変わる参考値。( )の一時的な耐熱温度と区別する
TR10JIS K 6261 の低温の試験。ひずみが 10%回復する温度で、低温で使える限界の目安(NOK)
耐薬品・耐油の表◎○△× の記号は、試験の条件と判定の基準を確かめる。実際の流体で試験するのが確実

この表は、NOK・バルカーのカタログをもとに編集部が整理したものです。

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)、バルカー「Oリング」カタログ(LC01)

ガスケットのカタログは、m・y と許容締付面圧を見る

ガスケットのカタログでは、ガスケット係数 m、最小設計締付圧力 y、最小締付面圧(水・油系とガス系)、許容締付面圧の4つを見ます。ニチアスの資料では、うず巻形(NA)の最小締付面圧は水・油系で 34.3N/mm²、ガス系で 78.4N/mm²、許容締付面圧は 294.2N/mm² です。締め付けが足りないと漏れ、強すぎるとガスケットがつぶれて壊れるので、この範囲に入るようにボルトの本数とトルクを決めます(編集部の補足)。

出典:ニチアス「ガスケットの設計資料」(ガスケットNAVI)

組み込み・量産・信頼性の注意

  1. 溝と面の仕上げ表面粗さ・面取りを、固定用・運動用に合わせる
  2. 組み付けねじ山・角で傷を付けない。ねじらない。再使用しない
  3. 締め付けガスケットは対角に、段階的に、決めたトルクで

この3点は、このページの出典をもとに編集部が整理したものです。

溝と相手の面の表面粗さ

NOK とバルカーのカタログは、JIS B 2401-2 にもとづく表面粗さの目安を示しています。O リングが触れるシール面は、固定用(脈動なし)で Ra 1.6、運動用で Ra 0.4と、動く所ほどなめらかにします。NOK は、運動用では摩擦・摩耗のため、固定用では相手の面にゴムがなじんで確実にシールするために粗さを管理するとしています。バルカーは、鏡面に仕上げるとかえって逆効果になるとしています。

溝の側面・底面、Oリングが触れるシール面、装着用の面取り部の表面粗さRaを、固定用(脈動なし・あり)と運動用で比べた表
図11 溝と相手の面の表面粗さの目安
出典:NOK・バルカーの Oリングのカタログ(JIS B 2401-2 にもとづく表)をもとに AI(Claude)で作成

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)、バルカー「Oリング」カタログ(LC01)

組み付けで傷を付けない

組み付けの傷は、すぐに漏れにつながります。NOK のカタログは、面取りが足りないまま無理に組み込むとむしれ・かじりが起きるとし、適正な面取りと取付け治具を使うよう求めています。バルカーも、ねじ部や角を通すときは取付け治具やキャップを使い、角は面取りするよう求めています。NOK は、装着するときは相手の面と O リングに密封する流体を塗ることとしています。

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)、バルカー「Oリング」カタログ(LC01)

ガスケットの面圧が下がるしくみと、締め付けの手順

ニチアス技術時報の解説によると、締め付けたガスケットは時間とともに面圧が下がります(応力緩和)。ジョイントシートやふっ素樹脂系の軟らかいガスケットは応力緩和が比較的大きく、うず巻形などのセミメタル系・メタル系は小さい傾向があります。同社が調べた漏れたガスケットの大半には、締付不足や片締めなどの施工不良の痕跡があったとしています。

同じ解説は、JIS B 2251 の制定のもとになった研究にもとづく締め付けの手順を紹介しています(ジョイントシートとうず巻形ガスケットが対象)。仮締付けは対角の順に、例えば目標トルクの 10%→20%→60%→100%と段階的に上げ、本締付けは、ボルト4本なら対角で、8本以上なら周回で締めます(呼び径 250A 未満は4周、250A 以上は6周)。うず巻形は片締めになりやすいため、仮締付けの最後に目標の 50%で全部のボルトを1周します。ボルトを1本締めると、フランジが変形してとなりのボルトがゆるむ「弾性相互作用」があるため、目標は8本以下で計算トルクの 100%、12本以上で 110%にします。

8本のボルトを対角の順(1・2・3・4…)に締める図と、仮締付け・本締付け・増締めの3つの手順のカード
図12 フランジのボルトの締め方
出典:ニチアス技術時報「ガスケットの締付管理について」をもとに AI(Claude)で作成

出典:ニチアス技術時報「ガスケットの締付管理について」

増締めをするなら、本締付けから4時間以上たってから同じ手順で1〜2周締めます。ジョイントシートは温度が上がると硬くなって増締めできないため、同社は、増締めをしなくても済むように初めの締付力を高めにすることを勧めています。

出典:ニチアス技術時報「ガスケットの締付管理について」

相談する前に整理すること

シールの相談では、密封する流体、温度、圧力、固定か動く所かを整理しておくと、材料と形の提案を受けやすくなります。

流体・温度・圧力・動き・溝の寸法・漏れの許容量・規格・数量の8項目のチェック表
図13 シールを相談する前に整理すること
出典:このページの出典をもとに AI(Claude)で作成
  • 密封する流体(油・水・蒸気・ガス・薬品・洗浄剤)
  • 温度(ふだん・最高・最低)と、その時間
  • 圧力(最大・脈動の有無・真空)
  • 固定か、動く所か(往復・回転・速さ・ストローク)
  • 今の溝・フランジの寸法、すき間、表面の仕上げ
  • 漏れの許容量と、試験の方法
  • 規格(食品・水道・医療・自動車など)
  • 数量と、交換の周期・寿命の目標

この一覧は、このページの出典をもとに編集部が整理したものです。

企業紹介(O リング・ガスケット技術)

O リング・ガスケットの会社を、得意な分野が重ならないように選びました。送り加硫で大口径・特寸の O リングを作る会社、ゴムを削って金型なしで O リング・パッキンを作る会社、渦巻・膨張黒鉛のガスケットとグランドパッキンの会社、ジョイントシートの製造会社、O リングからガスケットまで幅広く扱う会社、食品向けの異物対策のゴムを扱う会社を入れています。内容は各社の公式サイトで確認できる範囲です。各社が扱うものは、次の早見表のとおりです。

企業O
リング
ガス
ケット
特寸・
小ロット
高機能
材料
食品
向け
ダブレス送り加硫の大口径 O リング(東京都)●●●●
扶桑ゴム産業ゴムの切削で O リング・パッキン(広島県)●●●
ジャパンマテックス渦巻・膨張黒鉛ガスケット(大阪府)●
アスクテクニカジョイントシート・ガスケットシート(山梨県)●
バルカーO リングからガスケットまで(東京都)●●●
シンアイ産業金属検知器に反応するゴム(愛知県)●●

●は、各社の公式サイトで扱いや事例を確認できたものです(空欄は、扱っていないという意味ではありません)。「高機能材料」は FFKM・耐プラズマなどの材料を公開している会社です。社名を押すと、その会社の紹介へ移ります。

株式会社ダブレス|送り加硫で、試作1個から 10m 以上の大口径 O リングまで

ダブレスとは

東京都足立区に本社、宮城県岩沼市に仙台工場を置く、工業用ゴム製品の会社です(1962年創業)。医療用のダイヤフラムや各種の弁などの機能性部品も製造しています。

ゴムのひもの端どうしをつないで加硫し、大口径のOリングにする送り加硫成形の流れと、対応する材料・サイズ・納期をまとめた図
図14 ダブレスの送り加硫成形
出典:ダブレスの送り加硫成形のページをもとに AI(Claude)で作成

ダブレスの得意技術

技術内容
送り加硫成形ゴムのひもをつないでリング状にする方法。O リング・ガスケット・角パッキンに対応し、試作は1個から、10m 以上の大口径の O リングや丸ひもも可能としている
材料標準は NBR・FKM・Si・EPDM・CR・IIR。特殊グレードとして FFKM(パーフロ)と FEPM も扱う
納期と実績最短3日(条件による)。医療機器・半導体製造装置・産業機器での実績

ダブレスが解決できる課題

  • 金型をつくるほどの数がない、大口径・特寸の O リングがほしい
  • FFKM など高機能の材料で、少ない数の O リングを試作したい

出典:ダブレス 会社概要、ダブレス「送り加硫成形」

ダブレスのサイトには技術がわかる大きさの製品の写真が見当たらないため、同社のページの内容をもとにした図にしています。

株式会社扶桑ゴム産業|ゴムを削って、金型なしで O リング・パッキンを1個から

広島市南区にある、工業用ゴム製品の切削加工と販売の会社です(1957年創業)。ゴム・スポンジの素材の通販サイト「ゴム通」も運営しています。

扶桑ゴム産業の加工事例に載っている、金属の定規の上に置いた細い黒いゴムのOリングの写真
扶桑ゴム産業の切削加工の O リング(出典:扶桑ゴム産業)

扶桑ゴム産業の得意技術

技術内容
ゴムの切削加工ゴムの材料を直接削り出して形にする。金型成形は行っておらず、注文は1個から、シンプルな形なら当日出荷できる場合もあるとしている
O リング・パッキン加工事例に O リング(CNC 旋盤)、異形の O リング、フランジのパッキン、特殊な形状のシールパッキンなど
材質と公差CR・NBR・EPT・ウレタン・シリコーンなど。CR 硬さ 65 の公差は、寸法 0.5 を超え 3 以下で ±0.2mm、120 を超え 400 以下で ±0.4mm

扶桑ゴム産業が解決できる課題

  • 規格にない寸法・形のシールを、まず数個だけ試したい
  • 金型をつくる前に、パッキンの形を試作で確かめたい

出典:扶桑ゴム産業 会社概要、扶桑ゴム産業「よくある質問」、扶桑ゴム産業 加工事例「Oリング」、扶桑ゴム産業 加工事例一覧、扶桑ゴム産業 加工事例「特殊形状シールパッキン」

扶桑ゴム産業の加工事例に載っている、ゴムを削り出してつくった、断面がT字のような特殊な形状の黒いシールパッキンの写真
扶桑ゴム産業の特殊形状シールパッキン(出典:扶桑ゴム産業)

ジャパンマテックス株式会社|渦巻・膨張黒鉛のガスケットとグランドパッキン

ジャパンマテックスとは

大阪府泉南市に本社を置く、グランドパッキンとガスケットの開発・販売の会社です(1990年創業)。バルブ・ポンプ・熱交換器・反応器・ボイラーなどのシールを扱っています(同社の製品案内)。

ジャパンマテックスの渦巻きガスケット8600シリーズの、基本型・外輪付・内輪付・内外輪付の4種類の断面図
ジャパンマテックスの渦巻きガスケット(8600シリーズ)の断面(出典:ジャパンマテックス)

ジャパンマテックスの得意技術

技術内容
渦巻きガスケット(MacTornado)V字型の断面の金属の薄板(フープ材)とテープ状のフィラーを渦巻き状にしたもの。耐熱温度 −200〜650℃(蒸気。PTFE のフィラーは〜260℃)、m 値 2.2〜3.0、最小締付圧力 68.9MPa。基本型・外輪付・内輪付・内外輪付がある
膨張黒鉛ガスケット蒸気用の CleaLock(8851ND)、高圧蒸気用の HOCHDRUCK-Pro(1500)など
ほかの製品カンプロファイルガスケット、メタルジャケットガスケット、バルブ用のグランドパッキン

ジャパンマテックスが解決できる課題

  • 蒸気・高温の配管のフランジから漏れる
  • 高温・高圧に合うガスケットの種類を選びたい

出典:ジャパンマテックス 会社案内、ジャパンマテックス「8600シリーズ 渦巻きガスケット(MacTornado)」、ジャパンマテックス 製品案内(バルブ用)

株式会社アスクテクニカ|ジョイントシートとセミメタリックのガスケットシート

アスクテクニカとは

山梨県西八代郡市川三郷町にある、ガスケットシート・ブレーキライニング・クラッチフェーシングなどの製造・販売の会社です(1991年創立)。

アスクテクニカの耐熱ジョイントシートNo.4625とNo.4635の圧縮率・復元率・応力緩和率を比べた横棒グラフ
図15 アスクテクニカの耐熱ジョイントシートの試験値
出典:アスクテクニカの耐熱ジョイントシートのページをもとに AI(Claude)で作成

アスクテクニカの得意技術

技術内容
ジョイントシート一般配管・各種のケースカバー・オイルパンなど向け。フランジになじみやすく、型抜きのときの毛羽立ちが少ないとしている。ウォータージェットでの複雑な形の加工にも対応
耐熱ジョイントシートアスベスト製品の代替品として開発。No.4635 は最も高い温度域(350℃)をカバーでき、フランジに固着しにくいので交換の時間を短くできるとしている
ガスケットシート金属板の両面に、耐熱繊維・耐熱バインダー・充填材の混合物をコーティングしたセミメタリックのシート。シリンダーヘッドガスケットなど過酷な条件にも使えるとしている

アスクテクニカが解決できる課題

  • 配管・ケースカバーのガスケットを、圧縮率・復元率・応力緩和率の数値で選びたい
  • アスベストを使っていた古いガスケットを置き換えたい

出典:アスクテクニカ 会社概要、アスクテクニカ「ジョイントシート」、アスクテクニカ「耐熱ジョイントシート」、アスクテクニカ「ガスケットシート」

アスクテクニカのサイトの製品の画像は CG のイメージなので、同社のページの値をもとにした図にしています。

株式会社バルカー|O リングから各種ガスケットまで、シール製品を幅広く

バルカーとは

東京都品川区に本社を置く、シール製品の会社です(1927年創業)。

バルカーのOリングのふっ素ゴム4640・シリコーンゴム5640・合成ゴム640と、クリスタルラバー・耐プラズマ・低放出ガスのグレードを6枚のカードで示した図
図16 バルカーの O リングの品ぞろえの例
出典:バルカーの Oリングの製品ページをもとに AI(Claude)で作成

バルカーの得意技術

技術内容
O リングふっ素ゴム(4640)・シリコーンゴム(5640)・合成ゴム(640)の固定用・運動用。無色透明でパーティクル対策グレードのクリスタルラバー(C4640)、耐プラズマグレード(DC4640)、低放出ガスグレード(MC4640)など
技術資料O リングのカタログに、材料の物性・溝の寸法・はみ出しのすき間・不具合の例などを載せている(このページの出典)

バルカーが解決できる課題

  • 半導体の製造装置で、パーティクルやプラズマに配慮した O リングを選びたい
  • O リングとガスケットを、同じ窓口で相談したい

出典:バルカー 会社概要、バルカー 製品情報「Oリング」、バルカー「Oリング」カタログ(LC01)

バルカーは、O リングのカタログで許可のない転載・複製を断っているため、同社のページの内容をもとにした図にしています。

有限会社シンアイ産業|かけらでも金属検知器・X 線に反応するゴムの O リング

シンアイ産業とは

愛知県江南市にある、企画提案型の商社です(1994年設立)。食品工場向けの異物混入対策の製品を扱っています。

シンアイ産業のMPフーズのOリングが、約1.5mm角のかけらでも金属検知器・X線検査に反応することを示した図
図17 シンアイ産業の MP フーズ
出典:シンアイ産業の MPフーズのページをもとに AI(Claude)で作成

シンアイ産業の得意技術

技術内容
MP フーズゴムの弾性を持ちながら、磁石にくっつくゴム。約 1.5mm 角のかけらでも金属検知器・X 線に反応するとしている
形一般的なゴムシート・O リング・ヘルールパッキンのほか、ゴムスクレイパーなど

シンアイ産業が解決できる課題

  • 食品の製造ラインで、パッキンのかけらが製品に混ざるのを、出荷前の検査で見つけたい

出典:シンアイ産業 会社案内、シンアイ産業「MPフーズ」

シンアイ産業のサイトの画像は小さい(横200px 前後)ので、同社のページの内容をもとにした図にしています。

使われる製品・事例

O リング・ガスケットは、油圧・空圧の機器、バルブ・ポンプ、配管のフランジ、熱交換器、電子機器の筐体、真空装置、医療・食品の機器、自動車のエンジンや電動車のケースなどに使われています。課題ページでは、液漏れ・気密不良を防ぎたい・ゴム部品がへたる・硬くなる(圧縮永久ひずみ)を防ぎたい・電子機器を防水・防じんにしたいで、シール材を使う対策を紹介しています。

出典:NOK「Oリング」総合カタログ(Cat.No.051)、バルカー「Oリング」カタログ(LC01)、スリーボンド Technical News 107「非シリコーン系FIPGの開発」

O リング・ガスケットとあわせて検討される技術です。

出典・確認日

※アイキャッチ画像は、AI(ChatGPT)で生成したイメージです。実在の製品ではありません。図はAI(Claude)で作成した概念図です。

情報の確認日:2026年10月7日 本ページの内容は一般的な情報で、実際の性能・可否・費用は、材料のグレード・形状・溝やフランジの寸法・使う条件により異なります。

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