機械・配管・金型の表面の結露を防ぎたい(結露対策)

水滴が付いて床に垂れる裸の冷水配管と、保冷材と外装で覆われて乾いている配管を並べたイメージ

冷水配管やダクトがびっしょり濡れて床に水が垂れる、夏に金型が汗をかいて成形品に不良が出る、冷蔵倉庫から出した部品が開けたとたんに曇る、工場の天井から朝に水滴が落ちてくる――。ものづくりの現場の結露は、場所も時期もさまざまです。

どれも原因は同じで、まわりの空気の露点より冷たい面に、空気中の水蒸気が水になって付くことです。ただし、どこに付くかで効く対策が違います。この記事では、結露した場所から原因を切り分ける流れを示し、配管の保冷、金型の結露防止、冷えた物の温度の慣らし方、建屋の結露、測り方を、相談できる企業とあわせて紹介します。制御盤・筐体の中の結露は制御盤・筐体の中の結露を防ぎたい、圧縮空気の配管の中の水は圧縮空気の水分・油を取り除きたいにまとめています。

目次

結露した場所から原因を切り分ける

まず、どこに水滴が付いているかを見ます。いつも冷やしている配管や金型なのか、冷えた物を運び込んだときなのか、建屋そのものなのかで、手を打つ相手が変わります。

水滴が付いた場所(配管・金型・運び込んだ部品・建屋)から、原因と対策の向きを切り分ける流れ図
図1 結露した場所から、原因と対策を切り分ける
出典:気象庁「気温、湿度」・ウィキペディア日本語版「結露」・ニチアス技術時報 2023 No.2「保温保冷材の種類と特徴」と編集部の整理をもとに AI(Claude)で作成

配管なら保冷、金型なら金型のまわりの空気、運び込んだ物なら温度の慣らし方、建屋なら断熱・換気・除湿を見直します。どれか分からないとき、対策が効かないときは、面の温度と空気の露点を測る(E)ところから始めます。

原因ごとの見分け方と対策

場所(A〜E)ごとに、起きている現象、解決に使える技術、選ぶときの注意、相談できる企業をまとめました。

A

冷水・冷媒の配管、ダクト、チラーまわりに水滴が付く

冷水配管やブライン配管、空調のダクトの表面がびっしょり濡れて、床に水が垂れる。夏や梅雨に増え、保冷してあるはずの所でも出る。

起きている現象
空気の露点より冷たい面に、空気中の水蒸気が水になって付きます(気象庁の露点の定義)。保冷していない冷水配管は、面がほぼ水の温度なので、夏の湿った空気ではすぐ結露します。保冷してあっても、保冷が薄い所や継ぎ目・外装の破れから湿気が入った所では、保冷材の中で結露して断熱が落ちます。ニチアス技術時報は、保冷では低温側に向かって外気の湿気が入り込み、中で結露して吸水するとしています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

濡れた保冷材は断熱が落ちて、面がさらに冷える悪循環になります。保冷材を巻き直すときは、防湿性が高く吸水しにくい材料(独立気泡の発泡プラスチックなど)を選びます(ニチアス技術時報)。保温・保冷の省エネや配管の外面の腐食は、配管・装置の保温・保冷を効率よくしたいでくわしく扱っています。

B

金型・冷やしている治具やロールが結露する

夏に冷却水の温度を下げると、金型の面が濡れて成形品に不良が出る。休み明けに金型や治具に錆が出ている。

起きている現象
冷却水で冷やしている金型は、面の温度がまわりの空気の露点を下回ると結露します。アイ・ティー・エス・ジャパンは、金型結露防止装置の効果として結露による品質劣化のリスクと成形不良を減らせることを挙げています。冷却水の温度を上げれば結露は止まりますが、冷却の時間が延びて成形の能率が下がります(編集部の解説)。
解決に使える技術
選ぶときの注意

工場全体を除湿するより、金型のまわりだけを囲んで乾いた空気を送るほうが、除湿する空気の量は少なくて済みます。囲いが型替えや取り出しのじゃまにならないかを確かめます。

C

冷えた部品・製品を、暖かい所へ運ぶと結露する

冷蔵・冷凍の倉庫や、冬の屋外・トラックから運び込んだ部品の表面が、開けたとたんに曇る・濡れる。低温の試験のあとに取り出した製品が濡れる。

起きている現象
冷えた物の面が、運び込んだ先の空気の露点より冷たいうちに空気に触れると結露します。カメラでは、冷え込んだ野外から暖かい室内へ入ったときに結露が起きるとされ、キヤノンは急な温度変化を避け、すぐにはカバンから出さずに室温になじませることを勧めています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

慣らす時間は、物の大きさ・材料・温度差で変わります。急ぐ物は、乾いた空気の部屋で開けるか、温度を慣らす場所と時間を手順書に決めておきます(編集部の解説)。

D

工場・倉庫の屋根の裏、壁、床が結露する

朝、天井から水滴が落ちて製品や設備が濡れる。梅雨や春先に、床がぬれて滑る。食品工場の天井にカビが出る。

起きている現象
冷えた屋根・壁・床の面が、室内の空気の露点を下回ると結露します。湿気を出す作業(洗浄・湯の使用など)があると、室内の露点が上がります。三菱電機の導入事例では、毎日の作業のあとに湯で床を洗う、内臓肉などの加工場で長年結露に悩まされ、産業用除湿機を加工場と天井裏に入れたあと、天井面まで乾くようになったとしています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

除湿機は、部屋の容積と、出る水蒸気の量で能力を選びます。天井裏のように見えない所でも結露していることがあるので、その事例のように天井裏も対象にするかを確かめます。

E

どこで、いつ結露するのか分からない

結露は朝だけ・雨の日だけ出て、見に行くと乾いている。対策を入れたが、効いているのか分からない。

起きている現象
結露するかどうかは、面の温度と、まわりの空気の露点の差で決まります(気象庁の露点の定義から)。空気の温度・湿度から露点を計算し、面の温度と比べると、結露しそうな時刻と場所が分かります。グリッドリンクの監視システムは、この差を見張り、気象予報のデータから72時間先までの結露のリスクを1時間ごとに予測するとしています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

温湿度計は、結露する面のすぐ近くの空気を測ります。部屋の真ん中の空気と、冷えた面の近くの空気では、温度も湿度も違うことがあります(編集部の解説)。

なぜ結露するのか(結露の原因)

露点より冷たい面に、水蒸気が水になって付く

気象庁は、露点温度を「水蒸気圧を一定にして温度を下げたとき、相対湿度が100%となる温度」で、空気中の水蒸気が凝結して露を結ぶ温度としています。物の面がこの温度より冷たいと、面に触れた空気が冷やされて水蒸気が水になります。ウィキペディア日本語版は、結露を、物の表面や内部で空気中の水蒸気が凝縮する現象とし、室温20℃・湿度50%では露点が9.6℃で、壁や窓がこの温度以下になると結露するとしています。

空気30℃・湿度70%の露点約24℃より、15℃の冷水配管の面が低いので結露すること、対策は面を温める・露点を下げる・湿った空気を触れさせないの3つであることを示す図
図2 面の温度が空気の露点より低いと、結露する
出典:気象庁「気温、湿度」・ウィキペディア日本語版「結露」と編集部の計算をもとに AI(Claude)で作成

つまり結露は、面の温度と、空気の露点の大小だけで決まります。対策も、①面を温める(保冷を厚く・加温)、②空気の露点を下げる(除湿・乾いた空気)、③湿った空気を冷たい面や保冷材の中に触れさせない、の3つのどれかに当たります(整理は編集部)。

夏の湿った空気は、露点が20℃を超える

露点は、気温と相対湿度から計算できます。下のグラフは、Tetens(Magnus)の式で編集部が計算した値です。気温30℃・湿度70%の空気は露点が約24℃あり、冷水配管や冷やした金型のような20℃を下回る面には、夏はすぐ水滴が付くことがわかります。逆に冬の乾いた空気は露点が低く、同じ面でも結露しないことがあります。計算に使う式や表によって、値は少し違います。

気温20〜35℃の空気について、相対湿度30〜100%での露点を示すグラフ
図3 気温と湿度から見た露点
出典:Tetens(Magnus)の式で編集部が計算し、AI(Claude)で作成

露点と相対湿度の関係、空気線図の読み方、露点の早見表は、基礎知識 の露点(と相対湿度)でくわしく解説しています。

結露した水が、錆・カビ・不良のもとになる

結露した水は、金属の錆、天井のカビ、成形品の不良、電気部品の不具合のもとになります。保冷材が濡れると断熱の性能が大きく下がり、保温・保冷した配管の外面の腐食(CUI)も進めます(ニチアス技術時報)。グリッドリンクは、鉄鋼や非鉄金属の倉庫で結露を見張る理由として、鋼材の錆やアルミの腐食で製品を廃棄すると大きな経済的な損失になることを挙げています。

出典:気温、湿度|気象庁、結露|ウィキペディア日本語版、保温保冷材の種類と特徴(ニチアス技術時報 2023 No.2)|ニチアス、結露リスクの監視|グリッドリンク(イプロス)

結露対策の詳しい内容

冷水配管の保冷:厚さ・材料・防湿層

配管の保冷は、外側の面の温度を、まわりの空気の露点より上に保つためのものです。保冷材が厚いほど外側の面はまわりの空気の温度に近づくので、湿気の多い所ほど厚くします(編集部の解説)。旭化成建材は、ネオマパイプカバーについて「必要最小限の保温厚で結露リスクを改善」するとし、活用シーンに冷水配管、用途にブライン・チラーなどの保冷を挙げています。

冷水配管の保冷の断面。保冷材・外装と防湿層、継ぎ目から湿った空気が入る所を示す図
図4 冷たい配管の保冷:面の温度と、湿気の入り口
出典:ニチアス技術時報 2023 No.2「保温保冷材の種類と特徴」・旭化成建材「ネオマパイプカバー」(イプロス)をもとに AI(Claude)で作成

もう一つの要は、湿気を保冷材の中に入れないことです。ニチアス技術時報は、保冷では低温側に向かって外気の湿気が入り込み、保冷材の中で結露して吸水するので、防湿性が高く吸水しにくい材料(独立気泡の発泡プラスチックなど)を使うとしています。外装の隙間から水が入りやすいので、外装板の切欠きをシーリングし、外装を定期的に点検します。バルブ・フランジのように形が複雑で継ぎ目の多い所は、とくに注意します(編集部の解説)。

金型の結露防止:まわりだけ乾いた空気にする

金型の結露は、冷却水の温度を露点より上にすれば止まりますが、冷却の能力が下がります。冷却水の温度を下げたまま結露を止めるには、金型のまわりの空気の露点を、金型の面の温度より下げます。アイ・ティー・エス・ジャパンの金型結露防止装置 MAP は、射出成形機の冷却水が循環する周辺だけを密閉して乾燥空気を吹き込み、どの季節でも金型のまわりを同じ露点に保つとしています。

射出成形機の金型のまわりを囲い、露点の低い乾いた空気を送って金型の結露を防ぐしくみの図
図5 金型のまわりだけを囲み、乾いた空気を送る
出典:アイ・ティー・エス・ジャパン「金型結露防止装置 MAP」(イプロス)をもとに AI(Claude)で作成

同社は、工場全体の湿度管理にかかる費用を減らせるとしています。工場全体の露点を下げる方法(次の建屋の対策)と比べ、除湿する空気の量で選びます。成形の外観不良の原因は結露だけではないので、ほかの原因は射出成形の外観不良を減らしたいも参照してください。

冷えた物は、包装のまま温度を慣らす

冷蔵・冷凍の倉庫や冬の屋外から運び込んだ物は、面が運び込んだ先の空気の露点より冷たいうちに開けると結露します。キヤノンはカメラについて、寒い屋外から暖かい室内に持ち込むときは徐々に室温にならし、すぐにはカバンやポーチから出さないことを勧めています。結露してしまったときの対処としては、寒い部屋に持ち出して段階的に室温に戻す、乾燥剤(シリカゲル)と一緒に密封袋に入れてひと晩様子を見る方法を挙げています。

冷えた部品をすぐ開けると結露し、包装のまま乾燥剤と一緒に温度を慣らしてから開けると結露しにくいことを比べた図
図6 冷えた物は、包装のまま温度を慣らしてから開ける
出典:キヤノン「ホントは怖い、カメラの結露。防ぐ方法はコレ!」をもとに AI(Claude)で作成

部品や製品でも考え方は同じで、包装の中の空気は量が少ないので、包装のまま慣らせば、面に付く水は少なくて済む傾向があります(編集部の解説)。荷さばきの場所そのものを乾いた空気にする方法もあり、アメフレックは、外気を露点9℃にして送る空調機で、物流倉庫の低温荷捌き室の霜・結露を対策した事例を挙げています。

工場・倉庫の結露:断熱・除湿・湿気を入れない

屋根の裏・壁・床の結露は、建屋の冷える面と、室内の空気の露点の関係で起きます。対策は、冷える面を温める(断熱・塗料)、空気の露点を下げる(除湿機・乾いた外気の給気)、湿った空気を入れない・出さない(換気の時刻や扉の開け方、湿気の多い作業の区切り)の3つです(整理は編集部)。

工場・倉庫の屋根の裏と土間の床に結露する様子と、断熱・除湿・湿った空気を入れないの3つの対策を示す図
図7 工場・倉庫の結露:冷える面と、湿気の多い空気
出典:日進産業「ノン結露」・三菱電機の導入事例(丸山食品)・アメフレック「エコチェンジャー」と編集部の整理をもとに AI(Claude)で作成

日進産業の「ノン結露」は、工場や厨房の天井など結露しやすい場所向けの塗料で、下塗りのセラミック断熱層と、水分の吸収と発散をくり返す仕上げの層で結露を抑えるとしています。三菱電機の事例では、湯で床を洗う内臓肉などの加工場に産業用除湿機を4台(加工場と天井裏に各階1台ずつ)入れ、天井面まで乾くようになったとしています。アメフレックのエコチェンジャーは、外気を露点9℃にして給気し、医薬品工場のクリーンルームの結露対策に使われた事例があるとしています。

面の温度と露点の差を見張る

結露は朝だけ・雨の日だけのように時間で出たり消えたりするので、空気の温度・湿度と面の温度を同じ時刻に記録すると、原因と対策の効き目が分かります。グリッドリンクの監視システムは、気温・湿度から露点を計算し、製品・壁・天井・床などの表面温度との差をモニタリングして結露のリスクを判定し、警報灯や送風機を動かせるとしています。

空気の温度・湿度から露点を計算し、面の温度との差を記録して警報や除湿に使う流れの図
図8 結露のしやすさは「面の温度 − 露点」で見張る
出典:グリッドリンク「結露リスクの監視」(イプロス)・気象庁「気温、湿度」をもとに AI(Claude)で作成

測るだけなら、温湿度計と表面温度計の組み合わせで始められます。面の温度は、放射温度計で測る方法もあります。放射温度計の注意点(面の放射率など)は加熱中の部品の温度を非接触で正しく測りたいにまとめています。

出典:保温保冷材の種類と特徴(ニチアス技術時報 2023 No.2)|ニチアス、ネオマパイプカバー|旭化成建材(イプロス)、金型結露防止装置 MAP|アイ・ティー・エス・ジャパン(イプロス)、ホントは怖い、カメラの結露。防ぐ方法はコレ!|キヤノン、エコチェンジャー|アメフレック、ノン結露|日進産業、導入事例 株式会社丸山食品様|三菱電機、結露リスクの監視|グリッドリンク(イプロス)、気温、湿度|気象庁

結露対策を相談できる企業

各企業が解決できる課題と技術の内容を、企業が公開している情報をもとに紹介します。配管の保冷材、金型の結露防止装置、低湿の外気を送る空調機、結露を抑える塗料、結露の監視のシステムを挙げました。

旭化成建材株式会社|冷水・ブライン配管にも使う保温・保冷材

旭化成建材とは

旭化成建材は、旭化成グループの建材のメーカーで、本店は東京都千代田区にあります。配管用の保温・保冷材「ネオマパイプカバー」を出しています。

旭化成建材の得意技術

技術内容
配管の保温・保冷材「ネオマパイプカバー」活用シーンに冷水配管を挙げ、用途にブライン・チラーなどの保冷、水・飲料系などのプロセス配管の保温冷、液体ガス系などの超低温保冷を挙げている。インチ配管とサニタリー配管に対応する
結露の抑制「必要最小限の保温厚で結露リスクを改善」するとし、発電所向けのページでは、配管の結露が設備の腐食や効率の低下につながるとしている

旭化成建材が解決できる課題

  • 冷水・ブライン・チラーの配管の結露を抑えたい
  • 配管の結露による設備の腐食を抑えたい

出典:ネオマパイプカバー|旭化成建材(イプロス)、建材事業|旭化成

アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社|金型のまわりに乾いた空気を送る結露防止装置

アイ・ティー・エス・ジャパンとは

アイ・ティー・エス・ジャパンは、千葉県船橋市に本社がある会社です(1982年設立)。測定器・生産合理化機器の輸入・販売・メンテナンスを行い、成形機の周辺機器のメーカーであるヴィットマン社の製品(ポリマー用除湿乾燥機、金型結露防止装置など)を扱っています。

アイ・ティー・エス・ジャパンの得意技術

技術内容
金型結露防止装置「MAP」射出成形機の冷却水が循環する周辺だけを密閉し、乾燥空気を吹き込むことで結露を防ぐとしている。どの季節でも金型のまわりを同じ露点に保つとしている。除湿材を使わない乾燥方式
導入の効果結露による品質劣化のリスクを下げ、成形不良を減らせるとし、工場全体の湿度管理の費用を減らせるとしている

アイ・ティー・エス・ジャパンが解決できる課題

  • 夏に冷却水の温度を下げると金型が結露し、成形不良が出る
  • 工場全体を除湿せずに、金型のまわりの結露だけを止めたい

出典:会社概要|アイ・ティー・エス・ジャパン、金型結露防止装置 MAP|アイ・ティー・エス・ジャパン(イプロス)

株式会社アメフレック|外気を露点9℃にして送る空調機

アメフレックとは

アメフレックは、兵庫県尼崎市に本社がある会社です(1955年設立、1936年創業)。冷凍冷蔵空調機器の販売と、クリーンルームや空調・冷凍冷蔵設備の設計施工を行っています。

アメフレックの得意技術

技術内容
低湿外気処理空調機「エコチェンジャー」外気を年間を通して露点9℃に変えて給気する。風量は ECU-600 が600m³/h、ECU-1300 が1,300m³/h、ECU-3000 が3,000m³/h(冷却能力は外気33℃・60%の条件で、それぞれ8.33kW、18.07kW、24.2kW×2)
結露・霜の対策の事例医薬品工場のクリーンルームの結露対策(ECU-1300)と、物流倉庫の低温荷捌き室の霜・結露対策(ECU-3000)の事例を挙げている
ブラインチラーとの比較ECU-3000 の場合、ブラインチラーの方式に比べてランニングコストが約30%、初期費用が約15%下がるとしている(同社比。ランニングコストは200m²・75〜100人・1日12時間・月25日・6〜9月の運転の条件での試算、初期費用はブラインチラー・エアハンドリングユニット・再熱ヒーターの合計との比較)

アメフレックが解決できる課題

  • 低温の荷さばき室で、霜や結露を抑えたい
  • クリーンルーム・食品工場に、湿気の少ない外気を入れたい

出典:会社概要|アメフレック、エコチェンジャー|アメフレック

株式会社日進産業|天井などの結露を抑える塗料

日進産業とは

日進産業は、東京都板橋区に本社がある会社です(1988年設立、1977年創業)。断熱塗料「ガイナ」をはじめとする機能性の塗材の研究開発・製造・販売を行っています。

日進産業の得意技術

技術内容
結露を抑える塗料「ノン結露」ガイナの断熱の性能を応用した結露抑制の商品で、工場や厨房の天井、エアコンの吹き出し口など結露しやすい場所で効果を発揮するとしている。下塗りのセラミック断熱層が熱が逃げるのを抑え、仕上げの層が水分の吸収と発散をくり返すとしている
同社の実験温度40℃・湿度99%の部屋で保冷剤と冷水(はじめの水温は約3℃)を入れたカップ、周辺30℃・湿度60%でドライアイスを入れて24時間置いた鉄の箱の実験で、ノン結露を塗ったものには結露が出なかったとしている(塗っていないものの結果はページに載せていない)
使うときの注意仕上げの層は水分を含むため、表面が少し湿った感じになることがあるとしている。刷毛・ローラー・吹付・コテで施工できる

日進産業が解決できる課題

  • 工場の天井の結露で、製品や設備に水が落ちる
  • 厨房・食品工場の天井の結露を減らしたい

出典:会社概要|日進産業、ノン結露|日進産業

グリッドリンクとは

グリッドリンクは、東京都新宿区に本社がある会社です(2016年設立)。IoT/AI のプラットフォーム「M2MSTREAM」を開発し、製造・物流の現場向けに、結露のリスクを見張るシステムを出しています。

グリッドリンクの得意技術

技術内容
結露リスクの監視まわりの気温・湿度から露点を計算し、監視する物(製品・壁・天井・床など)の表面温度との差をモニタリングして、結露のリスクを判定する。露点計・表面温度センサー・警報灯・送風機を動かす制御装置で構成する
結露の予測72時間先までの気象予報のデータをもとに、1時間ごとに結露のリスクを予測するとしている
対象鉄鋼・非鉄金属・製紙・塗装・物流倉庫向けとし、鋼材の錆やアルミの腐食による製品の廃棄を、大きな経済的な損失としている

グリッドリンクが解決できる課題

  • 鋼板のコイル・アルミの製品を保管する倉庫で、結露による錆を防ぎたい
  • 結露しそうなときに、警報を出したり送風機を動かしたりしたい

出典:会社概要|グリッドリンク、結露リスクの監視(鉄鋼・非鉄金属・製紙・塗装・物流倉庫向け)|グリッドリンク(イプロス)

選ぶ前に確かめる条件

結露対策を相談する前に、次のことを整理しておくと話が早く進みます。

  • 結露する場所(配管・ダクト・金型・運び込んだ物・天井・壁・床)と、出る時期・時刻(夏・梅雨・冬の朝など)
  • 結露する面の温度(冷水・冷却水・冷媒の温度)と、まわりの空気の温度・湿度
  • 今の対策:保冷の材料と厚さ、外装・防湿層の状態、除湿機・空調の有無
  • 湿気を出す作業や設備(洗浄・湯・開け放しの扉・外気の取り入れ)
  • 結露で困っていること:錆・カビ・成形不良・水の垂れ・電気部品の不具合
  • 対策の範囲:その面だけか、部屋全体か。止められない設備や、型替えの頻度

この課題に関係する分野・技術・製品のページ

※アイキャッチ画像は、AI(ChatGPT)で生成したイメージです。実在の製品・設備ではありません。

情報の確認日:2026年10月30日

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