流量を正しく測りたい(流量計の選び方)

1本の横向きの配管に、電磁式・クランプオン形の超音波式・渦式の3つの流量計が付き、のぞき窓の中を液体が左から右へ流れるイメージ(AI(ChatGPT)で生成したイメージ画像)

流量計の値がほかの計器と合わない、冷却水が足りているのか分からない、圧縮空気をどこでどれだけ使っているか知りたい、純水を電磁流量計で測ろうとしたら値が出ない――。流量の測定は、流体の種類と条件で使える方式が変わり、付け方でも誤差が出ます。

この記事では、測りたい流体と条件から流量計の方式を切り分ける流れを示し、電磁式・超音波式・容積式・コリオリ式・熱式・渦式・差圧式・面積式の選び方と、直管・満水・気泡などの付け方、気体の標準状態への換算、校正までを、相談できる企業とあわせて紹介します。配管の太さを流量から決める方法は配管のサイズ(口径)を流量から決めたいにまとめています。

目次

流体と条件から、流量計の方式を切り分ける

まず、何を流すか(導電性の液体・高粘度の液・気体・蒸気)と、配管を切って付けられるかを見ます。そこで候補の方式がほぼ決まります。

流す流体と条件(導電性の液体・配管を切れない・高粘度や取引・気体・蒸気)から、電磁式・超音波式・容積式やコリオリ式・熱式・渦式や差圧式を選び分け、値がおかしいときは付け方を疑う流れ図
図1 流体と条件から、流量計の方式を切り分ける
出典:キーエンス「流量計の種類」・キーエンス「流量センサ/流量計 仕様比較表」・横河電機 FAQ(AXF の導電率)・オーバル「計測原理(容積式)」・アズビル「質量流量計 第一章」と編集部の整理をもとに AI(Claude)で作成

候補が決まったら、口径・流量の範囲・温度・圧力・精度を仕様書で確かめます。値がおかしいとき(F)は、方式を替える前に、付け方を見直します。

条件ごとの見分け方と選び方

条件(A〜F)ごとに、起きていること、使える方式、選ぶときの注意、相談できる企業をまとめました。

A

水・薬液の流量を、配管の中に何も入れずに測りたい

冷却水や薬液の流量を、詰まりや圧力損失なしに測りたい。腐食する液や、異物が混ざる液もある。

起きている現象
電磁式は、電磁誘導で、導電性の液体が流れると出る起電力から流量を測ります。キーエンスは、管内に障害物がなく構造が簡単で、耐食性・耐摩耗性に優れ、付着性異物に強いとしています。一方で、導電率の低い液には使えません。横河電機は AXF の導電率の下限を口径ごとに 1〜5μS/cm 以上としています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

純水や油のように導電率の低い液は電磁式では測れません(キーエンスの比較表は 5μS/cm 以下を不可としています)。電極やライニングへの付着、スラリーのノイズにも注意します。

B

今ある配管に、止めずにあとから付けたい

設備を止めて配管を切る工事ができない。測りたい所が何か所もあり、まず試しに測りたい。

起きている現象
クランプオン形の超音波流量計は、配管の外側にセンサを付け、超音波の伝わる時間の差などから流速を測ります。東京計器の UC-1 は、配管を切る必要がなく、稼働設備の停止も不要で、流量計による圧力損失もないとしています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

キーエンスは、超音波式は気泡の影響を受けやすく、長い直管部が必要としています。ライニング管などでは測定が不安定になることがあります。配管の材質・内径・肉厚を正しく入れないと値がずれるので、配管の仕様を確かめておきます(編集部の解説)。

C

油・高粘度の液の量を、正しく数えたい

油や樹脂原料、塗料など粘い液の量を、調合や受け払いのために正確に知りたい。

起きている現象
容積式は、決まった容積の「升」で液を数える方式です。オーバルは、オーバル歯車式は回転子1回転で升4杯分を送り出し、高粘度の流体に適し、前後の直管部が不要で、取引用としては ±0.2%の流量計としています。コリオリ式は、振動する管のねじれから質量流量を直接測り、キーエンスは精度を指示値の0.15%としています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

容積式は回転子とケースの隙間が小さいので、ゴミの混入を防ぐ必要があり、可動部の定期的なメンテナンスが要ります(オーバル)。コリオリ式は振動の影響を受けやすいとされます(キーエンス)。

D

圧縮空気・窒素などの気体の流量を測りたい

エア漏れや使用量を見える化したい。窒素やアルゴンの流量を管理したい。値の単位(L/min・NL/min)がわからない。

起きている現象
気体は、圧力と温度で体積が大きく変わります。アズビルは、熱式の質量流量計は熱の伝わり方を使うので、センサそのものが質量流量に比例した出力を持ち、基準の流量で調整したものは高精度に質量流量を測れるとしています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

仕様書の流量が、実際の体積なのか、標準状態に換算した体積なのかを確かめます。換算の基準の温度・圧力はメーカーや機種で違うことがあります(編集部の解説)。

E

蒸気・高温の流体の流量を測りたい

ボイラーの蒸気の使用量を工程ごとに知りたい。高温の熱媒の流量を見たい。

起きている現象
渦式は、流れの中の物体の後ろにできるカルマン渦を圧電素子で数える方式です。差圧式(オリフィス)は、絞りの前後の差圧から流量を出し、キーエンスは液体・気体・蒸気を測定でき、実流校正が不要としています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

どちらも上流・下流に直管が要ります。差圧式は導管部が詰まりやすく、最大流量と最小流量の比が約3:1と小さいとされます(キーエンス)。渦式は振動・音響ノイズの影響を受けやすいとされます。

F

測っているが、値がおかしい・ばらつく

流量計の値がほかの計器や在庫の量と合わない。値がふらつく。ときどきゼロになる。

起きている現象
方式が合っていても、付け方で誤差が出ます。キーエンスは、流量計は流路が満たされた状態で計測するので、液体は下から上へ流し、配管より低い位置に付けて常に満水にすること、上流に口径の5倍以上の直管部を取ることを挙げています。横河電機は、渦流量計の上流に曲がりがあると10Dを超える直管が要るとしています。
解決に使える技術
選ぶときの注意

付け方を直しても合わないときは、流量計そのものの誤差を、校正(実際に流して比べる)で確かめます。比べるほかの計器の誤差も含めて考えます(編集部の解説)。

流量計の種類としくみ

方式ごとの得意と苦手

流量計は、流れの何を使って測るかで方式が分かれます。電磁式は電磁誘導の起電力、超音波式は超音波の伝わる時間の差や周波数の変化、コリオリ式は振動する管のねじれ、容積式は升の数、渦式はカルマン渦の数、差圧式は絞りの前後の差圧、熱式は熱の移動、面積式は浮き子の高さを使います(キーエンス、オーバル、アズビルの解説)。

電磁式・超音波式・コリオリ式・容積式・渦式・差圧式・熱式・面積式の、測るものとしくみ・得意・苦手を並べた表
図2 流量計の方式ごとの、得意と苦手
出典:キーエンス「流量計の種類」・キーエンス「流量センサ/流量計 仕様比較表」・オーバル「計測原理(容積式)」・アズビル「質量流量計 第一章」・横河電機「渦流量計に必要な直管長」をもとに AI(Claude)で作成

体積流量を測る方式(電磁・超音波・容積・渦・差圧・面積)と、質量流量を直接測る方式(コリオリ・熱式)があります。液体は温度で密度が少し変わる程度ですが、気体は圧力と温度で体積が大きく変わるので、気体ではこの違いが大きく効きます。

体積流量と質量流量、標準状態への換算

気体の流量は、同じ量(質量)でも、圧力と温度で体積が変わります。下の図は、ボイル・シャルルの法則で編集部が計算した例で、0℃・大気圧で 1,000 L/min になる空気は、0.5MPa(ゲージ圧)・20℃の配管の中では約181 L/min しか流れていないように見えます。

同じ質量の空気1,000NL/minが、大気圧0℃では1,000L/min、大気圧20℃では1,073L/min、0.5MPaゲージ圧20℃では181L/minになることを示す棒グラフ
図3 気体は圧力と温度で体積が変わる:体積流量と質量流量
出典:ボイル・シャルルの法則(編集部の計算)・アズビル「質量流量計 第一章」・キーエンス「流量センサ/流量計 仕様比較表」をもとに AI(Claude)で作成

そのため気体の流量計の多くは、標準状態(決まった温度・圧力)に換算した体積(NL/min・Nm³/h など)や質量流量で表します。キーエンスの仕様比較表も、気体用のシリーズの流量をノルマル換算の体積流量や質量流量で示しています。換算の基準の温度・圧力は、メーカーや機種の仕様書で確かめます(編集部の解説)。

出典:流量計の種類|キーエンス、流量センサ/流量計 仕様比較表|キーエンス、計測原理(容積式)|オーバル、質量流量計 第一章|アズビル

流量計の選び方と付け方の詳しい内容

電磁式:導電性の液体なら第一候補

電磁式は、磁界の中を導電性の液体が流れると起電力が出る電磁誘導を使います。管の中に障害物がなく、腐食・摩耗・付着に強いとされます(キーエンス)。測れる液の導電率には下限があり、横河電機は AXF の下限を、口径 2.5〜10mm で 5μS/cm 以上、15〜125mm で 1μS/cm 以上、150〜400mm で 3μS/cm 以上としています。純水や油のように導電率の低い液は、電磁式では測れないことがあるので、液の導電率を先に確かめます。

電磁流量計 計測原理(YouTube の動画)
動画 電磁流量計 計測原理
出典:Endress+Hauser(YouTube)

超音波式:配管の外から付けられる

超音波式は、流れに沿う向きと逆らう向きに超音波を送り、伝わる時間の差から流速を出す方式(伝搬時間差)と、反射波の周波数の変化を使う方式(ドップラー)があります(キーエンス)。クランプオン形は配管の外にセンサを付けるので、配管を切らずに付けられます。東京計器の UC-1 は、内蔵電池で動き、1機種で 25〜100A の8口径に対応するとしています。

苦手は気泡と短い直管です。キーエンスの比較表は、超音波が伝わる均一な液体で、多量の気泡を含まないことを条件にし、ライニング管などでは測定が不安定になることがあるとしています。

超音波流量計の計測原理|愛知時計電機(YouTube の動画)
動画 超音波流量計の計測原理|愛知時計電機
出典:愛知時計電機 / Aichi Tokei Denki(YouTube)

容積式:升で数えるので、粘い液に強い

容積式は、回転子とケースの間にできる決まった容積の升で液を送り出し、その回数を数えます。オーバルは、オーバル歯車式は回転子1回転で升4杯分を送り出し、高粘度の流体に適し、前後の直管部が要らず、取引用としては ±0.2%の高精度な流量計としています。一方で、回転子はケースとの小さな隙間で動くのでゴミの混入を防ぐ必要があり、大流量では流量計が大きくなり、可動部の定期的なメンテナンスが要るとしています。

コリオリ式:質量流量を直接測る

コリオリ式は、振動する細い管の中を流体が流れると、コリオリの力で管がねじれる量から流量を測ります。横河エコサイクルソリューションズのコラムは、高粘度液や濁水などいろいろな液体を測れ、精度が高いので自社の流量校正装置の標準器に使っているとしています。キーエンスは、補正なしで質量流量を測れ、精度は指示値の0.15%、直管部は不要で、電気伝導率の影響を受けないとしています。振動の影響を受けやすいとされるので、付ける場所に注意します(キーエンス)。

気体:熱式・面積式と、換算の基準

熱式は、流れが運ぶ熱の量から気体の質量流量を測ります。アズビルは、熱式のセンサとして、キャピラリ式(腐食性ガスを測れるが、層流素子の圧力損失が大きく低圧のガスは測れない)、熱線式(整流機構が必要で従来は直管が長いとされたが、金網などを内蔵して直管部が不要なものもある)、熱電対式(サーモパイル式。高流速・大流量の用途に多い)、MEMS 式(極低圧のガスも測れ、消費電力が小さい)を挙げています。

面積式は、流れで浮き上がる浮き子の高さを目盛りで読む方式で、キーエンスは、構造が簡単で低コスト、直管部も電源も要らないとし、高粘度や固形物を含む流体は不向きで、脈動で誤差が出るとしています。コフロックの RK1400 シリーズは、気体で最大 5mL/min〜100L/min の微少な流量を ±2%F.S. で測れるとしています。

渦式・差圧式:蒸気や高温の流体にも

渦式は、流れの中に置いた物体の後ろにできるカルマン渦の数を、圧電素子で数えます(キーエンス)。差圧式は、オリフィスなどの絞りの前後の差圧から流量を出し、液体・気体・蒸気に使え、可動部がなく故障しにくく、実流校正が要らないとされます。一方で、上流・下流に長い直管が要り、導管部が詰まりやすく、最大流量と最小流量の比が約3:1と小さいとされます(キーエンス)。

付け方:直管・満水・気泡

流量計の多くは、まっすぐで乱れのない流れを前提にしています。横河電機は、渦流量計(VY シリーズ)の上流に曲がりが1か所あると 10D を超える直管、違う平面に2回曲がると 20D を超える直管が要るとし、フランジやガスケットの約3mmの段差でも流れが乱れるので、継ぎ目のない1本の直管を勧めています(D は配管の内径)。

渦流量計の上流と下流に要る直管の長さを、縮小管・拡大管・曲がり・2回曲がり・弁ごとに示した表
図4 渦流量計の前後に要る直管の長さ(横河電機 VY シリーズの例)
出典:横河電機「渦流量計に必要な直管長」をもとに AI(Claude)で作成

液体の流量計は、流路が満たされた状態で計測します。キーエンスは、液体は下から上へ流れるように付け、配管より低い位置に付けて常に満水にすること、気泡は高い所に集まること、ライン圧が下がるとキャビテーションが起きるのでライン圧の高い場所に付けることを挙げています。浮き子式やコリオリ式は振動の影響を受けやすいとしています。

液体の流量計を配管の高い所や上から下へ流す所に付けると気泡がたまり、低い所で下から上へ流す所に付けると満水になりやすいことを比べた図
図5 液体の流量計は、いつも満水になる所に付ける
出典:キーエンス「配管と設置位置」をもとに AI(Claude)で作成

校正:実際に流して、誤差を確かめる

流量計の誤差は、実際に液を流して基準の流量と比べる校正で確かめます。日本の流量の国家標準は産業技術総合研究所(産総研)が持ち、水の中流量および大流量(0.3〜3,000m³/h)は拡張不確かさ 0.042〜0.060%(k=2)で、JCSS(計量法の校正事業者登録制度)と依頼試験で校正するとしています。現場の流量計は、JCSS の登録事業者やメーカーの校正設備で校正を受けるのが一般的です(編集部の解説)。

国家標準からJCSS登録事業者、現場の流量計へとつながる校正の流れと、産総研の液体流量の校正範囲と拡張不確かさの表
図6 流量計の校正:国の標準から現場の流量計まで
出典:産総研 液体流量標準研究グループと編集部の整理をもとに AI(Claude)で作成

校正の考え方(校正・調整・検定の違い、トレーサビリティ)は、基礎知識 の校正(と調整・検定の違い)でくわしく解説しています。オーバルは、他社製の流量計も受け付ける校正サービスを動画で紹介しています。

株式会社オーバル 他社製流量計校正サービスのご紹介(YouTube の動画)
動画 株式会社オーバル 他社製流量計校正サービスのご紹介
出典:株式会社オーバル OVAL Corporation(YouTube)

出典:流量計の種類|キーエンス、流量センサ/流量計 仕様比較表|キーエンス、配管と設置位置|キーエンス、AXF の導電率の下限(FAQ)|横河電機、渦流量計に必要な直管長|横河電機、コリオリ式流量計のコラム|横河エコサイクルソリューションズ、計測原理(容積式)|オーバル、UC-1|東京計器、質量流量計 第一章|アズビル、RK1400 シリーズ|コフロック、液体流量標準 校正サービス|産業技術総合研究所

流量計の選定を相談できる企業

各企業が解決できる課題と技術の内容を、企業が公開している情報をもとに紹介します。容積式・コリオリ式、クランプオン形の超音波式、電磁式・渦式、液体・気体用の流量センサ、面積式の微少流量計を挙げました。

株式会社オーバル|容積式・コリオリ式などの流量計

オーバルとは

オーバルは、東京都新宿区に本社がある会社です(1949年創業)。オーバル歯車式の流量計をはじめとする流量計の設計・製造・販売と、計測制御・エネルギー管理の機器やシステムを手がけています。

オーバルの得意技術

技術内容
容積流量計(オーバル歯車式など)回転子1回転で升4杯分を送り出す方式で、高粘度の流体に適し、前後の直管部が不要とし、取引用としては ±0.2%の流量計としている
方式の幅製品の一覧に、容積・コリオリ・渦・超音波・タービン・熱式の流量計を並べている

オーバルが解決できる課題

  • 油・高粘度の液の量を、受け払いや調合のために正確に数えたい
  • 液の性質に合わせて、方式から流量計を選びたい

出典:会社概要|オーバル、計測原理(容積式)|オーバル、流量計|オーバル

東京計器株式会社|クランプオン形の超音波流量計

東京計器とは

東京計器は、東京都大田区に本社がある会社です(1896年創立、1948年設立)。流量計・レベル計は計測機器システムカンパニーが担当し、超音波流量計を出しています。

東京計器の得意技術

技術内容
液体用の電池駆動式クランプオン形超音波流量計「UC-1」超音波の伝搬時間の差から流量を出す方式で、1機種で 25〜100A の8口径に対応する。内蔵電池で動き、電池寿命は10年(使用環境で変わる)としている
取り付け配管を切る必要がなく、稼働設備の停止も不要で、固定金具やグリスなしに付属のバンドで手締めで付けられるとしている。流量計による圧力損失もないとしている

東京計器が解決できる課題

  • 電源工事をせずに、今ある配管の流量を測りたい
  • 設備を止めずに、あとから流量計を付けたい

出典:会社概要|東京計器、UC-1|東京計器

横河電機株式会社|電磁式・渦式の流量計

横河電機とは

横河電機は、東京都武蔵野市に本社がある計測・制御の会社です。電磁流量計や渦流量計を出しており、渦流量計の直管の長さや、電磁流量計で測れる液の導電率などの技術資料を公開しています。

横河電機の得意技術

技術内容
電磁流量計(AXF)測れる液の導電率の下限を、口径 2.5〜10mm で 5μS/cm 以上、15〜125mm で 1μS/cm 以上、150〜400mm で 3μS/cm 以上としている
渦流量計(VY シリーズ)の直管の資料上流の配管の形ごとに必要な直管の長さを示し、フランジやガスケットの約3mmの段差でも流れが乱れるので、継ぎ目のない1本の直管を勧めている

横河電機が解決できる課題

  • 渦流量計の前後に、どれだけ直管を取ればよいか知りたい
  • 導電率の低い液を電磁流量計で測れるか確かめたい

出典:会社概要|横河電機、渦流量計に必要な直管長|横河電機、AXF の導電率の下限(FAQ)|横河電機

株式会社キーエンス|液体・気体用の流量センサ

キーエンスとは

キーエンスは、大阪府大阪市東淀川区に本社がある、センサーや測定器のメーカーです。液体用・気体用の流量センサを出し、方式ごとの違いや設置の注意をまとめた解説を公開しています。

キーエンスの得意技術

技術内容
液体用の流量センサ仕様比較表に、細い配管から最大200A(8″)までの液体用のシリーズを並べている
気体用の流量センサFD-G(3〜193,000 L/min、ノルマル換算の体積流量)、MP-F(2〜8,000 L/min、質量流量)などの気体用のシリーズを並べている
方式の解説電磁式・超音波式・コリオリ式・熱式・カルマン渦式・羽根車式・浮き子式・差圧式の長所と短所、配管と設置位置の注意を解説している

キーエンスが解決できる課題

  • 液体・気体の流量を、方式の違いを比べて選びたい
  • 流量計の付け方(直管・満水・気泡)を確かめたい

出典:会社概要|キーエンス、流量計の種類|キーエンス、流量センサ/流量計 仕様比較表|キーエンス

コフロック株式会社|面積式などの微少流量計

コフロックとは

コフロックは、京都府京田辺市に本社がある会社です(1974年設立、1949年創業)。面積式流量計、流体制御バルブ、電子式流量計、超音波流量計などの流体計測・制御機器と、ガス発生装置などをつくっています。

コフロックの得意技術

技術内容
高精度フローメータ「RK1400 シリーズ」(面積式)最大流量は気体で 5mL/min〜100L/min、液体(水)で 5mL/min〜2L/min、精度は ±2%F.S. とし、N₂・Air・H₂・He・Ar・O₂・CO₂ などの気体に使えるとしている

コフロックが解決できる課題

  • 窒素・アルゴンなどの微少な流量を、電源なしで見たい
  • 装置に組み込む小さな流量計を探したい

出典:会社概要|コフロック、拠点一覧|コフロック、RK1400 シリーズ|コフロック

選ぶ前に確かめる条件

流量計を相談する前に、次のことを整理しておくと話が早く進みます。

  • 流体の種類と性質:水・薬液・油・スラリー・気体・蒸気、導電率、粘度、気泡や固形物の有無
  • 流量の範囲(最小・ふだん・最大)と、欲しい単位(体積流量・質量流量・標準状態の換算)
  • 温度・圧力の範囲と、配管の口径・材質(ライニングの有無)・肉厚
  • 付けられる場所:上流・下流にとれる直管の長さ、上向きに流れる所があるか、振動
  • 欲しい精度と用途:取引・調合・監視・省エネの見える化、出力(アナログ・パルス・通信)と電源
  • 配管を切って付けられるか、設備を止められるか。校正の方法と周期

この課題に関係する分野・技術・製品のページ

※アイキャッチ画像は、AI(ChatGPT)で生成したイメージです。実在の製品・設備ではありません。

情報の確認日:2026年10月30日

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