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COMPANY PROFILE / 企業紹介
企業紹介|材料試験・分析・損傷調査の受託
株式会社神戸工業試験場
疲労・クリープなどの材料試験から、破損の原因調査、化学分析、試験片の加工まで一貫して受ける試験会社
公式サイトなどの公開情報をもとに編集部が作成 情報の確認日:2026年10月8日



OVERVIEW
神戸工業試験場とは
疲労・クリープなどの材料試験から、破損の原因調査、化学分析、試験片の加工まで一貫して受ける試験会社
神戸工業試験場は、兵庫県加古郡播磨町にある、材料の試験・分析を受託する会社です。試験片の加工の専門業者として始まり、材料試験、化学分析へと事業を広げました。2015年8月に、神戸工業試験場・湊川金属テストピース製作所・ツルイ化学の3社が合併しています。
プラントメーカーや材料メーカーと資本関係がない独立資本であることを強みに挙げ、試験片の加工から試験、報告書の作成まで一貫して受託できるのが特徴です。疲労試験のページでは、試験方法がわからない場合もヒアリングのうえで試験方法を提案できるとしています。

こんな相談に向いています

材料の強度・寿命を測る
疲労試験(回転曲げ・引張圧縮・熱疲労など)、クリープ試験、引張・硬さ・破壊靭性の試験。

壊れた原因を調べる
破面解析(フラクトグラフィ)・断面の組織観察・成分分析を組み合わせて、破壊の形態と起点、原因を推定する。

水素・腐食の環境で試す
電解チャージや高圧水素ガス中の水素脆化試験、応力腐食割れ(SCC)・高温高圧水の中の腐食試験。

成分を分析し、試験片を作る
金属の成分分析、異物・付着物の分析。
SERVICES
技術・サービス
公式サイトのメニューは「受託試験」「分析・計測」「試験片・治具・機械製作」に分かれています。ものづくりの課題でよく使われるものを、5つにまとめました。

回転曲げ疲労試験の試験片(出典:神戸工業試験場「疲労試験」)

クリープ試験機が並ぶ試験室(出典:神戸工業試験場「クリープ試験」)

疲労破面に見えるビーチマーク(出典:神戸工業試験場「破面解析・フラクトグラフィー」)

循環式の高温水中の腐食試験装置(出典:神戸工業試験場「腐食試験」)

放電サンプリング装置と採取した試験片(出典:神戸工業試験場「水素脆化試験」)
CASES
実績(公開されている事例)
神戸工業試験場が公式サイトで公開している事例から、編集部が9件を選びました。詳しい内容は各事例のページでご覧ください。




ボルトの損傷調査(紹介用の例)
ねじ底で破断した SCM435(強度区分12.9)のボルトを調べ、ねじ底の多くの起点からの疲労と判断。腐食・欠陥はなく、遅れ破壊の様相もなかった。疲労試験で破断させたボルトを使った紹介用の報告書。

剪定ハサミの折損調査
約5年使ったステンレスのハサミがかしめ穴の所で折れた。起点は粒界破面で、EDS で酸素と微量の塩素を検出し、変色は錆と推測した。

ドット釦の応力腐食割れ
日本製から中国製に変えたジャケットのドット釦の割れを、粒界型の応力腐食割れと判断。塩素を検出し、中国製は日本製より亜鉛の多い黄銅(65/35)と推測した。

高圧水素中で引っ張った SUS304 の解析
高圧水素の環境で低ひずみ速度で引っ張った中空試験片を調べ、内表面に二次き裂が多いことを確認。EBSD で、加工誘起マルテンサイトの部分で優先的にき裂が発生・進展したことが示唆された。

丸棒の結晶方位の評価(EBSD)
炭素鋼 S45C の丸棒の各断面で、IPF マップ(結晶方位の分布)を評価した事例。純チタン(TB340)の丸棒の事例もある。

厚さ0.1mm の薄い試験片の450℃引張試験
ピン穴で破断しやすい高温引張で、シミュレーションと実験を繰り返し、厚さ0.1mm の試験片を平行部の中で破断させて報告書を納めたとしている。
出典:神戸工業試験場の公式サイトの事例ページ(各カードのリンク先)。写真は各ページから引用しています。
FACILITIES & RESULTS
設備と主な数字
公式サイトの主要設備の一覧では、クリープ・ラプチャー試験機を428台(シングルタイプ)持っています。材料試験の品質の認定として、2006年に Nadcap(航空宇宙業界の特殊工程の国際認定)の材料試験所の認定を、日本のラボで初めて取得したとしています。
主な取引先として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)・日本原子力研究開発機構・物質・材料研究機構・防衛装備庁・各電力会社・自動車や重工のメーカー・大学などを挙げています。
| 設備 | 主な仕様・用途 |
|---|---|
| 引張試験機 | 10kN〜1000kN、試験温度 -196℃・-150℃〜1200℃、23台 |
| クリープ・ラプチャー試験機 | 1kN〜50kN、試験温度 室温〜1200℃、428台(シングルタイプ)と18台(6連式×3) |
| 油圧式疲労試験機 | 1kN〜10000kN、試験温度 -196℃〜1200℃、67台 |
| 回転曲げ疲労試験機 | 100Nm〜200Nm、試験温度 室温〜850℃、19台 |
| ワイヤー放電加工機 | 最大積載寸法 1050×820×240mm・質量1000kg、10台 |
上の数字の帯:428台 クリープ・ラプチャー試験機(シングルタイプ)/67台 油圧式疲労試験機/23台 引張試験機/19台 回転曲げ疲労試験機
COMPANY
会社概要
| 会社名 | 株式会社神戸工業試験場 |
|---|---|
| 所在地 | 〒675-0155 兵庫県加古郡播磨町新島47-13 |
| 設立 | 1950年(昭和25年)3月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 鶴井 昌徹 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 従業員数 | 464名(2026年4月現在) |
| 事業内容 | 試験片の加工・設計・製作、特殊機器装置の設計・製作、強度特性試験と金相試験とその解析、構造物・部材の健全性・寿命評価、化学分析・機器分析、物性・形態分析、プラントの水質管理・腐食試験、環境測定など |
| 拠点 | 営業所:神戸(播磨町)・東京・茨城・名古屋・九州。事業所:播磨地区(播磨事業所・土山工場・菅原工場)、高砂地区(化学試験部)、大阪工場、茨城地区(日立南試験所)など |
| 認証・認定 | ISO 9001、JIS Q 9100(航空宇宙)、ISO/IEC 17025(試験所。JAB 登録証番号 RTL00430)、Nadcap など |
| 分野 | 計測・検査・分析 |
ON THIS SITE
こんな課題で紹介しています
ものづくり技術百科では、次の記事で神戸工業試験場を紹介しています。記事の中の企業紹介に詳しい説明があります。
- 繰り返し荷重・熱サイクルで割れる →疲労試験・熱疲労試験・破面解析の受託
- 成分・物性を調べたい →金属の成分分析から、引張・硬さ試験、異物分析まで一貫して受託
- 高温でも使える材料にしたい →高温のクリープ試験を受託する
- 金属の水素脆化(遅れ破壊)を防ぎたい →電解チャージ・高圧水素ガス中の試験と、破損の調査
- 応力腐食割れ(SCC)を防ぎたい →JIS G 0576・SSRT・高温高圧水の SCC 試験
- 技術:ステンレス鋼 →粒界腐食・SCC などの腐食試験
BEFORE CONTACT
問い合わせる前に整理しておくこと
試験や調査を頼むときは、次のことをまとめておくと、試験方法の提案や見積もりが早くなります。同社のお問い合わせフォームには、仕様書などのファイル(PDF・Word・Excel・JPG、10MBまで)を添付できます。
- 何を知りたいか(強度・寿命の数値がほしい/壊れた原因を知りたい/規格どおりかを確かめたい)
- 材料の種類・熱処理・表面処理と、試験片を作る元の材料や部品があるか
- 使う条件(荷重のかかり方・くり返し数、温度、水素や腐食性の液などの環境)
- 従いたい規格(JIS・ASTM など)と、ほしい納期・数量
- 壊れた部品の調査なら、壊れた部品そのものと、壊れたときの状況・写真。同社は損傷調査のための「調査内容確認シート」(Excel)を公開している
CONTACT
神戸工業試験場に問い合わせる
疲労試験のページでは、試験方法がわからない場合もヒアリングのうえで試験方法を提案できるとしています。
電話:079-435-5010 FAX:079-435-5335(同社サイトの記載)
ボタンを押すと神戸工業試験場の公式サイトのお問い合わせフォームが開きます。ものづくり技術百科は問い合わせの内容を受け取りません。
SAME PROCESS
同じ「試験・分析・検査」の、ほかの会社の実績
DISCOVER
ちがう分野の、すごいもの
各社のエースモデルから、ほかの分野のものを選んでいます。開くたびに入れ替わります。
COMPANIES
試験・分析・検査の、近くの会社
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情報の確認日:2026年10月8日









