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COMPANY PROFILE / 企業紹介
企業紹介|電子部品・実装基板・材料の故障解析、信頼性試験、分析・評価の受託(ほか、太陽光パネル検査装置の開発・販売、電子機器の修理、ウェハー加工)
株式会社アイテス
電子部品や実装基板の故障解析・信頼性試験・分析を請ける、滋賀県大津市の会社
公式サイトなどの公開情報をもとに編集部が作成 情報の確認日:2026年10月9日



OVERVIEW
アイテスとは
電子部品や実装基板の故障解析・信頼性試験・分析を請ける、滋賀県大津市の会社
アイテスは、滋賀県大津市に本社を置く、電子部品や実装基板の解析・信頼性評価の会社です。1993年に、日本IBM野洲事業所の品質保証部門を母体として設立されました。故障解析、断面研磨・観察、表面・異物・材料の分析、信頼性試験、X線CTなどの非破壊観察を受託しています。ほかに、太陽光パネルの検査装置の開発・販売、産業機器の修理、ウェハー加工も手がけています。
同社の品質技術サービスは、半導体をはじめ、あらゆる「ものづくり」業界のお客様に、分析・解析・信頼性試験で支援するとしています。同社は、信頼性試験から断面観察・分析まで一貫して受託できるとしています。他社で断られた案件もまず相談してほしいとしています。

こんな相談に向いています

加速試験の結果を、使用温度での寿命に換算したい
複数の温度(T1〜T3)で信頼性試験を行い、接合抵抗などをその場で連続して測る(In-Situ常時測定)。

温度サイクル試験のあとのはんだ接合部を、観察して確かめたい
温度サイクル試験の初期と実施後で、はんだ接合部の変化(クラックの発生など)を観察する。

BGAやコンデンサの下のクラック・ボイドを、X線・CTで見たい
X線透視・CTで、外観から見えない内部の状態を確認する。

壊れた部品の、故障の場所と原因を絞り込みたい
発熱解析で故障の場所を絞り込み、X線透過観察、CP(クロスセクションポリッシャー)断面のSEM観察と元素分析へ進める。
SERVICES
技術・サービス
アイテスの品質技術サービスのメニューは、故障解析・構造解析、断面研磨・加工観察・分析、表面・材料・異物・汚染分析、信頼性試験・評価の4つの柱です。信頼性試験・評価は、信頼性試験/環境試験、製品評価・測定、非破壊観察に分かれています。編集部では、読者が依頼する内容に沿って6つにまとめました。






CASES
実績(公開されている事例)
アイテスが公式サイトで公開している事例から、編集部が9件を選びました。詳しい内容は各事例のページでご覧ください。

MLCC(積層セラミックコンデンサ)のクラックをX線で観察
基板を反らせてクラックを発生させたコンデンサを、X線透視・斜めCT・直交CTで観察した例。外観では確認できなかったクラックを、X線では確認できたとしている。

チップ抵抗の故障解析
研磨台の動作不良の原因調査で、基板のチップ抵抗に異常が見つかった例。表面観察、機械研磨による断面作製、SEM/EDX で、保護膜や抵抗体が溶融していることを確認し、サージか過負荷による発熱を疑っている。

ラミネートフィルムのフィッシュアイの原因を断面で調べる
詰め替え容器用の多層ラミネートフィルムに見えた異物状のものを、機械研磨で断面にして観察。印刷PETフィルムの印刷面に、硬化したインクが付着していたことが原因とわかったとしている。

金めっきパッドの変色部をオージェ電子分光で分析
金めっきの変色部と正常部を比べた例。変色部はニッケルと酸素が検出され、金は検出下限以下だった。下層のニッケルがピンホールなどから表面に拡散して酸化したと推測している。

酸化物系全固体電池の故障解析
充放電試験で劣化した酸化物系全固体電池を、発熱解析で故障箇所を絞り込み、X線透過観察とCP断面のSEM観察へ進めた例。集電体と正(負)極層の間などの層剥離を確認し、膨張と収縮の繰り返しが原因と推測している。

イオンマイグレーション試験と常時測定
恒温恒湿の環境で直流電圧を加え、In-Situ 常時測定で絶縁抵抗を測り続ける試験。時系列で測るので、リークタッチなどの一時的な不良も捉えられるとしている。不良部は光学顕微鏡・SEM・EDX で観察・同定する。

SiC MOSFETの故障箇所をOBIRCH・発光で特定
SiC MOSFET の裏面から、532nm のレーザーによる OBIRCH 解析と、SI-CCD カメラによる発光解析で故障箇所を特定し、そこへ FIB 加工と観察を進める流れを紹介している。

表面実装LEDが過負荷で壊れる様子をX線透視で観察
表面実装のLEDに通電し、電圧と電流を定格値から徐々に上げて不点灯になるまでを、X線透視で撮影した例。損傷する過程を動画で紹介している。

はんだ耐熱性試験後の半導体パッケージの剥離観察
表面実装部品が吸った湿気を加湿で再現し、はんだ付け時の熱にあたる加熱をして、剥離やクラックを評価する試験の観察例。超音波顕微鏡で剥離部を見つけ、断面SEMで確認している。
出典:アイテスの公式サイトの事例ページ(各カードのリンク先)。写真は各ページから引用しています。
FACILITIES & RESULTS
設備と主な数字
実績は、公式サイトの各サービスのページに、解析・評価の事例として公開されています。故障解析、断面観察、表面分析、X線観察、信頼性試験などに分かれ、調べた試料、使った手法、わかったことが書かれています。同社は「人気サービス」として、パワー半導体の解析、sMIM による拡散層の解析、表面実装部品の断面研磨、ウィスカ観察、有機材料の信頼性試験、In-Situ 常時測定、材料変色の原因解明、PET の分解・劣化の解析を挙げています。
この中から、種類が偏らないように9件を選んでカードにしました。各事例ページには依頼元の企業名は書かれておらず、依頼元の業種や件数もページからは分かりません。
| 設備 | 主な仕様・用途 |
|---|---|
| X線透視・CT装置 | YXLON 製マルチフォーカス Cheetah EVO。2019年8月に導入。リフローシミュレーターの機能を付属 |
| 超音波顕微鏡 | Sonoscan 社製 D9600。2014年3月から観察サービスを開始 |
| パワーサイクル試験装置 | メンターグラフィック社製。2018年8月に試験サービスを開始 |
| 透過型電子顕微鏡(TEM) | FEI 製 Talos F200E。2025年12月に分析解析サービスを開始 |
| FIB-SEM | Thermo Fisher 製 Helios5 UC。2022年11月にサービスを開始 |
| FT-IR・GC-MS | FT-IR(Thermo Fisher 製 iN10MX。2024年2月導入)、GC-MS(島津製作所製 GCMS-QP2020NX。2019年4月に分析サービス開始) |
| デジタルマイクロスコープ | キーエンス製 VHX X1。2024年3月に導入 |
| 環境試験・熱衝撃 | 液槽式冷熱衝撃試験装置(2004年導入)、温度勾配のつけられる温度サイクル試験機など。装置の全体は公式サイトの「装置一覧」(PDF)に掲載 |
上の数字の帯:1993年 設立(日本IBM野洲事業所の品質保証部門を母体)/100名 従業員数(契約社員を含む。2026年1月1日現在)/18.6億円 売上(2025年)/3拠点 本社(大津市)・熊本事業所・栗東事業所分室(デモセンター)
出典:故障解析・構造解析|アイテス、信頼性試験・評価|アイテス、品質技術サービス TOP(人気サービス)|アイテス、会社・事業の沿革(設備の導入)|アイテス、微小異物の分析|アイテス、リフローシミュレータ|アイテス、X線CT(附属機能)|アイテス、実装基板の各種評価|アイテス
COMPANY
会社概要
| 会社名 | 株式会社 アイテス(ITES Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 平成5年(1993年)1月1日 |
| 代表取締役 | 五十嵐 靖行 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 所在地 | 〒520-2151 滋賀県大津市栗林町1番60号 TEL 077-599-5015 FAX 077-544-7710 |
| 売上 | 18.6億円(2025年) |
| 従業員 | 100名(契約社員を含む)(2026年1月1日現在) |
| 法人株主 | 日本生命保険相互会社 |
| 資格・認定 | ISO 9001:2015(登録番号 QC11J0032。電子機器検査装置・電子回路基板の設計・開発・製造、電子部品の評価分析サービス、解析修理サービス、半導体プロセス受託加工サービスが登録範囲) |
| 事業内容 | 解析・信頼性評価事業、検査装置開発事業(太陽光パネル検査・測定器の開発・販売)、電子機器修理事業、ウェハー加工事業、一般購買サービス |
| 事業所 | 熊本事業所(熊本市中央区南熊本3丁目14-3 くまもと大学連携インキュベータ内。2026年1月開設)/栗東事業所分室(デモセンター)(栗東市綣1丁目17-8-501 栗東シティビル5F) |
| 分野 | 計測・検査・分析 |
ON THIS SITE
こんな課題で紹介しています
ものづくり技術百科では、次の記事でアイテスを紹介しています。記事の中の企業紹介に詳しい説明があります。
- 加速試験で寿命を見積もりたい →複数の温度で試験し、ワイブルプロットとアレニウスプロットで使用温度の寿命を予測する方法と、In-Situ 常時測定による受託評価
- はんだ付け不良(ボイド・クラック・ブリッジ)を減らしたい →温度サイクル試験の前後のはんだ接合部の観察、断面観察、X線・CT による内部観察、はんだ耐熱性試験
BEFORE CONTACT
問い合わせる前に整理しておくこと
依頼の前に、試料と試験の目的を整理しておくと、話が早く進みます。同社は、サンプルの状態を限定せず柔軟に対応するとしていて、問い合わせフォームから送ると、営業担当から3営業日以内に連絡するとしています。電話の受付時間は8:45〜17:30(土日祝を除く)です。なお、同社はフォームからのセールス・営業をお断りしています。
- 調べたい試料(電子部品・実装基板・材料・フィルムなど)と、不具合の症状(動作しない、変色する、割れる、剥がれるなど)
- 目的が原因の調査か、試験での評価か。評価なら、使用条件や求める寿命と、許せる故障の割合
- 試験の条件(温度・湿度・電圧・サイクル数)と、従う規格(JIS・JEDEC・IPC など)があるか
- 試験中に測り続けたい項目(抵抗値・絶縁抵抗・リーク電流など)と、故障の判定基準
- 試料の数と、試験や分析のあとに試料を壊してよいか(断面観察などは破壊を伴う)
CONTACT
アイテスに問い合わせる
分析解析・信頼性評価の問い合わせは、専用のフォームで受け付けています。
電話:077-599-5020(分析解析・信頼性評価・品質技術 営業。受付 8:45〜17:30、土日祝を除く)/本社 077-599-5015
ボタンを押すとアイテスの公式サイトのお問い合わせフォームが開きます。ものづくり技術百科は問い合わせの内容を受け取りません。
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ちがう分野の、すごいもの
各社のエースモデルから、ほかの分野のものを選んでいます。開くたびに入れ替わります。
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情報の確認日:2026年10月9日














