アドコート株式会社

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COMPANY PROFILE / 企業紹介

企業紹介|気化性防錆紙「アドパック」の製造・販売と、防錆紙の受託加工(塗工)・防錆金属合紙の製造、防錆に関する依頼試験・依頼分析

アドコート株式会社

保管・輸送中の錆を、油ではなく紙で防ぐ気化性防錆紙「アドパック」を作る、京都府精華町の防錆紙メーカー

アドパック-G・アドパックホワイトアドパック-S・アドパック-Cアドパック-ZVアドシート・アドフィルム

公式サイトなどの公開情報をもとに編集部が作成 情報の確認日:2026年10月10日

1968年設立
6,500社以上納入実績
2,200mm広巾コーターの最大塗工幅
17人防錆管理士の在籍数

OVERVIEW

アドコートとは

保管・輸送中の錆を、油ではなく紙で防ぐ気化性防錆紙「アドパック」を作る、京都府精華町の防錆紙メーカー

アドコートは、京都府相楽郡精華町に本社営業部・工場を置く、気化性防錆紙のメーカーです。1968年に東大阪市で設立し、日本加工製紙の気化性防錆紙部門の協力工場として製造を始めました。2002年に自社ブランドの気化性防錆紙「アドパック」の製造販売を開始し、2015年に現在地へ本社新工場を移しています。公式サイトのトップページでは、創業約60年、6,500社以上の納入実績をうたっています。

強みは、錆の原因や使い方まで含めて、防錆紙の選び方から相談できる体制があることです。鉄鋼用・鉄非鉄共用・銅用など金属に合わせた防錆紙を5シリーズそろえ、受託加工(塗工)、恒温恒湿槽による依頼試験、錆の原因を調べる依頼分析も社内で行うとしています。防錆管理士は17人在籍(2022年現在)、ISO9001も取得しています。

「adpack」の看板が掲げられた、アドコートの本社工場の外観
京都府精華町の本社営業部・工場の外観(2015年に東大阪市から移転)(出典:アドコート「アドパックの特長|アドコート」)

こんな相談に向いています

加工した部品が、倉庫での保管中に錆びるのを防ぎたい

梱包事例では、鋳物部品の一時保管で、ポリ袋の中に製品と防錆紙を同梱して密封する方法を紹介し、密封することで1〜3年の防錆…

海外へ送る部品や製品を、輸送中の錆から守りたい

建機部品の輸出:大物・重量物の防錆包装の事例があります 実績を見る ↓

防錆油をやめて、油の除去や汚れの手間をなくしたい

両手中華鍋の防錆:油から防錆紙への事例があります 実績を見る ↓

防錆紙を採用する前に、防錆効果を試験で確かめたい

依頼試験で、恒温恒湿槽を使った独自条件の試験や、JIS Z 1535 に基づく気化性防錆紙の試験ができるとしている。

出典:会社案内|アドコート、トップページ|アドコート、アドパックの特長|アドコート、アドコートの技術力|アドコート、受託加工も対応できます|アドコート、依頼試験|アドコート、梱包事例|アドコート

SERVICES

技術・サービス

アドコートの公式サイトは、「製品情報(アドパック-G・ホワイト・S・C・ZV、受託加工、アドシート、アドフィルム)」「アドパックについて(特長・技術力・受託試験)」「防錆紙情報(梱包事例・防錆チェックリスト・サビペディアなど)」「会社案内」「お問い合わせ」などのページに分かれています。編集部ではこれを6つにまとめました。

CASES

実績(公開されている事例)

アドコートが公式サイトで公開している事例から、編集部が9件を選びました。詳しい内容は各事例のページでご覧ください。

スリットした電磁鋼板のコイル

電磁鋼板アドパック-Gゲートル巻

電磁鋼板のスリット品を、防錆紙で包帯のように巻く

電磁鋼帯のスリット加工を行う松本ESテックが、スリットした電磁鋼板をクレープ紙ベースの防錆紙(GC-26(M))で、梱包機を使って包帯のように巻いて包装している。事例のコメントでは、電磁鋼板は湿気などで錆びやすく、防錆紙が輸送・保管時に重要な役割を果たすとしている。

出典:アドコート「梱包事例|アドコート」

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ダンボールに防錆紙を敷き、中に歯車を入れた梱包の様子

輸出梱包重量物アドパック-G

建機部品の輸出:大物・重量物の防錆包装

強化ダンボールの内側にポリエチレンシートと防錆紙を敷き、金属製品を置いて防錆紙とシートを閉じる。重量物にはクロス貼りタイプの防錆紙が適するとしており、海外輸送に対応した包装で1〜3年の防錆有効期限があるとしている。

出典:アドコート「梱包事例|アドコート」

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メッシュパレットの中で、ポリ袋に包んだ鋳物部品

鋳物一時保管メッシュパレット

自動車の鋳物部品の一時保管(防錆油なし)

トラック用の鋳物部品の一時保管や輸送で、ポリ袋に製品と鉄鋼用防錆紙GK-7(M)を同梱して密封する。密封することで1〜3年の防錆が可能としている。

出典:アドコート「梱包事例|アドコート」

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防錆紙で包んだエンジンのシリンダー部品

エンジン輸出梱包アドパック-G

エンジンの防錆包装

自動車・バイクのエンジンを鉄鋼用防錆紙GK-7(M)で包むだけで6〜12か月、ポリエチレン製シートなどで包んで密封すると12〜36か月の防錆が可能としている。輸出梱包や保管に使われているという。

出典:アドコート「梱包事例|アドコート」

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防錆紙で包んだ部品

アルミピストンアドパック-G

アルミ製ピストンの梱包

自動車・バイクのピストン(主にアルミ製)を、鉄鋼用防錆紙GK-7(M)で包んで6〜12か月の防錆を行う。同社は、アルミには鉄・非鉄共用のアドパック-Sより鉄鋼用のアドパック-Gを勧めており、Sはアルミの品番によって変色が起こることがあるとしている。

出典:アドコート「梱包事例|アドコート」

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防錆紙で折り込んで包んだ両手中華鍋

調理器具防錆油の置き換えアドパック-G

両手中華鍋の防錆:油から防錆紙へ

錆びないように油を使っていたが、使用時に除去する必要があったため、東京都台東区の釜浅商店が防錆紙へ変更し、折り込んで包んで使っている。

出典:アドコート「梱包事例|アドコート」

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防錆紙を巻いた銅ワイヤーのボビン

銅線ボビンアドパック-S

銅ワイヤーのボビンに防錆紙を巻く

銅製ワイヤーを巻いたボビンに、PEラミネート付きの鉄・非鉄共用防錆紙SP-7(M)を巻いている。PEラミネート付きのため、ポリ袋などで養生する必要がないとしている。

出典:アドコート「梱包事例|アドコート」

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パイプの端部を防錆紙で包んだ様子

パイプ部分防錆アドパック-G

パイプの未塗装部分だけを包装

パイプなどの未塗装部分だけを、片面PEラミネート付きの鉄鋼用防錆紙GP-7(M)で巻いて使う。防錆ガスの雰囲気を閉じ込め、12〜36か月程度の防錆が可能で、塗装済みとの共存の観点から、樹脂への影響をより少なくできるとしている。

出典:アドコート「梱包事例|アドコート」

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出典:アドコートの公式サイトの事例ページ(各カードのリンク先)。写真は各ページから引用しています。

FACILITIES & RESULTS

設備と主な数字

公式サイトの「梱包事例」は、社名つきの納入実績の一覧ではなく、防錆紙の使い方を写真つきで紹介する形式です(全3ページ)。確認できた範囲で社名が出ている事例は、松本ESテック(電磁鋼板)と釜浅商店(中華鍋)で、ごく一部です。ここでは、種類が偏らないよう素材・自動車部品・調理器具・保管方法から9件を選びました。

会社案内には、日本製鉄・JFE・神戸製鋼所・トヨタ自動車など、主要納入先の社名が順不同で載っています。ただし、どの製品をどの規模で納めたかは書かれていません。

設備主な仕様・用途
コーター(塗工機)最大塗工幅 2,200mm(メイヤバー方式)1台/1,250mm(エアナイフ方式)1台/1,700mm(グラビア方式、23g等の薄紙用)1台(会社案内)。加工スペックは、40〜400g/㎡程度の原紙、加工速度は最大約90m/分、乾燥温度は最大180℃、巻取り直径は約1,100mmφ(受託加工のページ)
小巻仕上機最大幅 2,400mm 1台/最大幅 3,000mm 1台(会社案内)
スリッター・裁断機ボビンスリッター 最大幅1,300mm 1台/平判断裁機 最大幅2,200mm×最大長6,000mm 1台/ロータリーカッター 最大幅1,250mm 1台/裁断機 最大幅1,370mm 1台(会社案内)
恒温恒湿槽コスモピアC「EC-25HHP」2台。温度 −20〜+100℃、湿度 20〜98%RH、槽の内寸 630×400×900mm(依頼試験)
分析装置イオンクロマトグラフィー(IC)、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、フーリエ変換型赤外分光光度計(FT-IR)、蛍光X線分析装置(XRF)、元素分析機能付走査電子顕微鏡(SEM-EDX)、透湿度測定(依頼試験)

上の数字の帯:1968年 設立(東大阪市。2015年に精華町へ本社新工場を移転)/6,500社以上 納入実績(公式サイトのトップページの記載。会社案内は主要納入先の社名に続けて「他5000社」、「アドパックの特長」は「5000社以上」としている)/2,200mm 広巾コーターの最大塗工幅/17人 防錆管理士の在籍数(2022年現在)

出典:梱包事例|アドコート、会社案内|アドコート、受託加工も対応できます|アドコート、依頼試験|アドコート、アドコートの技術力|アドコート

COMPANY

会社概要

会社名アドコート株式会社(ADCOAT CO., LTD.)
所在地本社営業部・工場:〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台一丁目2番地20 TEL 0774-66-1911/FAX 0774-94-9027
代表者代表取締役社長 後藤 基志
設立1968年 大阪府東大阪市で資本金250万円で設立。2002年に「アドパック」の製造販売を開始、2015年に京都府相楽郡精華町へ本社新工場を移転
資本金4,000万円
事業内容気化性防錆紙「アドパック」の製造販売、防錆紙の受託加工、防錆金属合紙の製造、依頼試験・依頼分析
取得している規格ISO9001(2005年取得。2017年にISO9001:2015年度版へ更新、認証機関 Intertek)
社員保有資格防錆管理士 17人在籍(2022年現在)
主要納入先日本製鉄、JFE、神戸製鋼所、大同特殊鋼、トヨタ自動車、日産自動車、スズキ、三菱自動車工業、アイシン精機、日本精工、アマダ ほか(順不同。会社案内の記載の一部)
住所京都府相楽郡精華町光台一丁目2番地20(本社営業部・工場)
事業気化性防錆紙「アドパック」の製造・販売、受託加工、依頼試験・依頼分析
分野素材・材料

出典:会社案内|アドコート、トップページ|アドコート

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こんな課題で紹介しています

ものづくり技術百科では、次の記事でアドコートを紹介しています。記事の中の企業紹介に詳しい説明があります。

  • 錆びる・腐食する →保管・輸送中の錆を防ぐ気化性防錆紙の会社として、電磁鋼帯の包装と建機部品の輸出梱包を紹介

BEFORE CONTACT

問い合わせる前に整理しておくこと

問い合わせは、公式サイトのメールフォームか電話で受け付けています。フォームは、お急ぎの方向けの「簡単お問い合わせ」(お問い合わせ内容・お名前・電話番号・メールアドレスが必須)と、会社名・住所・対象金属などを詳しく書ける「通常お問い合わせ」の2段構えです。具体的な事例の写真・PDF・JPEG・PNGを2MBまで添付できます。電話の受付時間は公式サイトに載っていません。

  • 防錆したい金属の種類とめっきなどの表面処理。同社は金属ごとに防錆紙を使い分けており、フォームでも「対象金属」を尋ねている
  • 保管・輸送の期間と、輸送先の環境(海外輸送か国内か、高温多湿の地域かなど)。同社は防錆有効期間がご使用状況により大きく異なるとしている
  • 今の包装の形態(防錆油・防錆フィルム・防錆紙の有無、ポリ袋での密封の有無)。現行の包装との比較試験を依頼するときの条件になる
  • すでに錆が出ているときは、いつ・どこに出たかと、洗浄・加工工程で使う薬品。同社は塩化物イオンなどの分析で原因を調べる例を公開している
  • 必要な数量とサイズ。ロール型は100m巻、シート型は200㎡からオーダーカットとしており、少量ならアドシート・アドフィルムがある

CONTACT

アドコートに問い合わせる

お問い合わせは、公式サイトのメールフォームから受け付けています(簡単お問い合わせは、内容・氏名・電話番号・メールアドレスが必須)。

電話:0774-66-1911(受付時間は公式サイトに記載なし)

ボタンを押すとアドコートの公式サイトのお問い合わせフォームが開きます。ものづくり技術百科は問い合わせの内容を受け取りません。

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DISCOVER

ちがう分野の、すごいもの

各社のエースモデルから、ほかの分野のものを選んでいます。開くたびに入れ替わります。

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このページは、アドコートの公式サイトなどの公開情報をもとに、ものづくり技術百科の編集部が作成した紹介ページです。内容の誤り・修正のご連絡は、お問い合わせからお送りください。

情報の確認日:2026年10月10日