ケミトックス

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企業紹介|材料・電池・電子部品の第三者試験機関

株式会社ケミトックス

リチウムイオン電池やプラスチック、パワーデバイスなどの評価試験を受託する、東京都大田区の第三者試験機関

リチウムイオン電池の試験評価全固体電池の研究開発パワーデバイス・振動・車載機器の評価試験プラスチック材料の評価試験

公式サイトなどの公開情報をもとに編集部が作成 情報の確認日:2026年10月8日

リチウムイオン電池の安全性試験を行う試験室の窓。窓に撮影する作業者が映っている
リチウムイオン電池の安全性試験の様子(出典:ケミトックス「リチウムイオン電池の試験評価」)
全固体電池の研究に使うドライルームの内部
北杜甲斐駒先端研究所のドライルーム(出典:ケミトックス「全固体電池の研究開発」)
恒温恒湿槽つきの振動試験装置
複合環境振動試験の装置(出典:ケミトックス「振動試験・複合環境振動試験・衝撃試験」)
150㎡全固体電池の開発に使うドライルームの広さ
1,200WhRC安全試験室で扱える電池エネルギーの上限
2,400Aパワーサイクル試験機の最大負荷電流
-70℃低温減圧複合試験装置の下限温度

OVERVIEW

ケミトックスとは

リチウムイオン電池やプラスチック、パワーデバイスなどの評価試験を受託する、東京都大田区の第三者試験機関

ケミトックスは、東京都大田区に本社を置く試験機関です。1975年9月に設立し、「世界に通用する Independent Testing Laboratory を日本にも創ろう」という志のもとで、材料や部品、製品の評価を続けてきたとしています。1977年にプラスチックの燃焼性試験(UL94)を始め、現在はリチウムイオン電池、全固体電池、パワーデバイス、太陽電池、航空宇宙向けの環境試験、生分解性試験などに広がっています。山梨県北杜市と山形県新庄市にも試験センターがあります。

試験の多くは、米国の認定機関 A2LA から ISO/IEC 17025 の認定を受けた品質システムで行っているとしています。電池では、釘刺し・過充電・類焼など発火や破裂を伴う試験を、鉄筋コンクリートの専用試験室で受託しているのが特徴です。依頼する側が自社で持ちにくい危険な試験や大きな設備を、第三者として公平に実施する立場です。同社は問い合わせに「NOと言わない」ことを基本方針としており、自社でできない試験でも解決策を提案するとしています。

全固体電池の研究に使うドライルームの内部
北杜甲斐駒先端研究所のドライルーム(出典:ケミトックス「全固体電池の研究開発」)

こんな相談に向いています

電池の安全性を第三者の試験で確かめる

釘刺し・過充電・外部短絡・類焼などを規格にもとづいて試験する。

電池の性能と寿命を調べる

加熱試験の事例があります 実績を見る ↓

全固体電池を開発する

硫化物系の全固体電池の大型化と量産技術を、150㎡のドライルームで開発し、2026年中の事業化を目指すとしている。

パワーデバイス・車載機器の信頼性を評価する

複合環境振動試験の事例があります 実績を見る ↓

出典:会社概要及び事業拠点|ケミトックス、沿革|ケミトックス、マネジメントメッセージ|ケミトックス、業務・評価案内一覧|ケミトックス、こんな時にケミトックス|ケミトックス

SERVICES

技術・サービス

公式サイトの「評価・業務案内」には15ほどのメニューがあります。ここでは、当サイトの記事に関わりの深いものを中心に、編集部が6つにまとめました。

CASES

実績(公開されている事例)

ケミトックスが公式サイトで公開している事例から、編集部が9件を選びました。詳しい内容は各事例のページでご覧ください。

類焼試験で、1つのセルの熱暴走が隣へ広がる様子の連続画像

電池類焼熱暴走

類焼試験(熱暴走の伝播の評価)

1つのセルを熱暴走させ、隣のセルやモジュールへ広がるかを調べる。ヒーター加熱・釘刺し・過充電のいずれかで起こすとしている。

出典:ケミトックス「類焼試験」

詳細はこちら ↗

リチウムイオン電池の安全性試験に使う鉄筋コンクリート造の試験室

電池試験設備耐爆

RC安全試験室での電池の安全性試験

厚さ200mmの鉄筋コンクリートで囲った専用の部屋で、発火・破裂を伴う試験をする。排気は専用の処理設備で処理して排出する。

出典:ケミトックス「RC安全試験室」

詳細はこちら ↗

出典:ケミトックスの公式サイトの事例ページ(各カードのリンク先)。写真は各ページから引用しています。

FACILITIES & RESULTS

設備と主な数字

試験の依頼元の社名は、機密保持契約のため公式サイトに載っていません。公式サイトの事例にあたるものは、各試験の紹介ページと、プラスチックの「実験シリーズ」です。ここでは、その紹介ページから9件を選びました。

主な顧客の業種として、プラスチック材料・積層板・プリント配線板・太陽電池モジュールのメーカー、モーター・トランス・リレーのメーカー、接着剤メーカー、メガソーラーの EPC 事業者などを挙げています。

設備主な仕様・用途
セル用充放電装置20〜52チャンネル。出力電圧 -1〜+5V または 0〜5V、最大電流は30A〜240A(並列運転では60A〜720A)。恒温槽は -40〜+100℃
モジュール用充放電装置1チャンネル。20V レンジで0〜200A・4kW、60V レンジで0〜200A・12kW
RC安全試験室幅4m×奥行3m×高さ3.5m。壁・天井は厚さ200mmの鉄筋コンクリート。最大1200Wh(電池種・試験条件による)
釘刺し・圧壊試験装置ヘッド移動速度0.1〜150mm/s、荷重2.0〜30kN、ストローク0〜190mm
加熱試験用の恒温槽25〜300℃、槽内容量600×600×600mm
パワーサイクル試験機4台。最大負荷電流1,800A または 2,400A。過渡熱抵抗測定(T3STER)を組み込む
振動・衝撃試験機加振力24kN、DC〜2600Hz、最大変位51mm p-p、最大搭載質量400kg。恒温恒湿槽は -40〜+150℃・20〜95%RH
低温減圧複合試験装置-70〜180℃、0.1kPa〜大気圧、槽内 W800×H800×D800mm
ドライルーム北杜甲斐駒先端研究所に150㎡。材料合成から電極シート、パウチセルの作製まで

上の数字の帯:150㎡ 全固体電池の開発に使うドライルームの広さ(北杜甲斐駒先端研究所)/1,200Wh RC安全試験室で扱える電池エネルギーの上限(電池種・試験条件による)/2,400A パワーサイクル試験機(2・3号機)の最大負荷電流/-70℃ 低温減圧複合試験装置の下限温度(0.1kPa まで減圧できる)

出典:リチウムイオン電池の試験評価|ケミトックス、リチウムイオン電池の安全性評価|ケミトックス、リチウムイオン電池の充放電性能評価|ケミトックス、パワーサイクル試験|ケミトックス、振動試験|ケミトックス、宇宙環境評価試験|ケミトックス、こんな時にケミトックス|ケミトックス、航空機・宇宙機の規格試験|ケミトックス、UL認証のサポート|ケミトックス、プラスチック材料の試験|ケミトックス

COMPANY

会社概要

会社名株式会社ケミトックス(CHEMITOX, INC)
設立1975年9月
資本金9800万円(2023年12月1日増資)
従業員数58名(2025年現在)
本社 第1ビル〒145-0064 東京都大田区上池台1-14-18
本社 第2ビル(環境分析・セミナールーム)〒145-0063 東京都大田区南千束1-1-5
山梨試験センター KAI〒408-0103 山梨県北杜市須玉町江草18349
北杜甲斐駒先端研究所〒408-0306 山梨県北杜市武川町山高3704-1
北杜LiB試験センター〒408-0307 山梨県北杜市武川町柳澤2966-8
新庄試験センター〒999-5103 山形県新庄市大字泉田字高台新田4102-8
認定・認証A2LA(ISO/IEC 17025)、UL DAP、Nadcap など
本社東京都大田区上池台
試験拠点山梨県北杜市・山形県新庄市
分野計測・検査・分析

出典:会社概要及び事業拠点|ケミトックス、沿革|ケミトックス、認定・認証一覧|ケミトックス

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こんな課題で紹介しています

ものづくり技術百科では、次の記事でケミトックスを紹介しています。記事の中の企業紹介に詳しい説明があります。

BEFORE CONTACT

問い合わせる前に整理しておくこと

同社の公式サイトでは、試験を依頼するときに、試験・評価の名前と規格番号を伝えるよう案内しています。資料請求や見積もりの依頼もフォームから送れます。電池の試験では、所定の「二次電池試験依頼書」に記入して担当者へ送る流れです。以下は、編集部が公式サイトの案内をもとに整理した、話が早くなる項目です。

  • 試験・評価の名前と、適用したい規格番号(例:JIS C 8715-2、UN 38.3)
  • 試験する製品(電池ならセル・モジュールの別、形状、容量、定格電圧)
  • 試験の目的(規格適合の確認、開発段階の最悪条件の確認、採用前の安全性の把握など)
  • 希望する納期と、立会いの有無(同社は試験の立会いが可能としている)
  • 報告書に求める内容(生データ、写真・動画など)

CONTACT

ケミトックスに問い合わせる

問い合わせは Web フォームから送れます。

電話:東京本社 03-3727-7111/山梨試験センター 0551-42-5061/新庄試験センター 0233-25-2011(燃焼試験)。電池の試験は北杜LiB試験センター 0551-45-6133(同社サイトの記載)

ボタンを押すとケミトックスの公式サイトのお問い合わせフォームが開きます。ものづくり技術百科は問い合わせの内容を受け取りません。

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このページは、ケミトックスの公式サイトなどの公開情報をもとに、ものづくり技術百科の編集部が作成した紹介ページです。内容の誤り・修正のご連絡は、お問い合わせからお送りください。

情報の確認日:2026年10月8日