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COMPANY PROFILE / 企業紹介
企業紹介|CFRP部品の設計・試作・開発
株式会社テックラボ
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の部品を、設計・解析から成形・加工・評価まで一貫して試作する開発会社
公式サイトなどの公開情報をもとに編集部が作成 情報の確認日:2026年10月8日



OVERVIEW
テックラボとは
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の部品を、設計・解析から成形・加工・評価まで一貫して試作する開発会社
テックラボは、東京都多摩市に事業所を置く、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の部品・製品の開発会社です。2012年7月に設立しました。創立メンバーの多くは自動車業界の出身で、レースカーなどに使われていたドライカーボンを扱ってきたとしています。その後、人工衛星の開発経験を持つエンジニアや、ナノメートルオーダーの超精密加工を研究してきたエンジニアが加わりました。神戸市には関西工場もあります。JIS Q 9100 を取得し、航空宇宙レベルの品質保証をうたっています。
同社は、FEM解析や成形型の製作など、外注するのが一般的な工程も社内で行い、設計・製作・検証をワンストップで受けるとしています。試作の納期の目安は、小部品・部材なら1〜2週間(3D CAD図面の提供がある場合)、製品は1〜3ヶ月です。CFRPの異方性を生かし、必要な方向にだけ特性を持たせて軽さとコストを両立する考え方を「Tailored Materials(テイラードマテリアル)」と呼んでいます。

こんな相談に向いています

金属の部品をCFRPで軽くする
比重1.5のCFRPで、鉄系部品の重さを1/5にするとしている。

CFRPを精密に加工する
加工寸法 JIS B 0405 f(精級)、はめ合い公差 JIS B 0401 H6、平面度1μm未満の鏡面も可能として…

方向ごとに強さを設計する
有限要素法(FEM)で変形・応力・伝熱・固有値を解析し、軽量化と最適化を数値で裏付ける。

構想の段階から相談する
使い道や要求仕様が固まっていない構想・アイデアの段階から、設計・試作・評価・量産の検討まで伴走するとしている。
出典:会社概要|テックラボ、テックラボについて|テックラボ、CFRP試作|テックラボ、開発支援|テックラボ、軽量・高精度CFRP部品|テックラボ
SERVICES
技術・サービス
公式サイトのサービスは「試作支援」と「開発支援」が中心で、ほかに設備・体制や製品(カーボン製車椅子・カーボン家具)を紹介しています。編集部が6つにまとめました。
CASES
実績(公開されている事例)
テックラボが公式サイトで公開している事例から、編集部が9件を選びました。詳しい内容は各事例のページでご覧ください。

ロボット・機械部品用の軽量・高精度CFRP部品
歯車・シャフト・ホルダーをCFRPで作った事例。歯車は34.1g(SUSでは177.3g)で、鉄系部品の重さを1/5にするとしている。
CFRPのホルダー(出典:テックラボ「ロボット・機械部品用 軽量・高精度CFRP部品」)

発泡ウレタンの3次元切削加工
自動車のシートクッションなどの3次元曲面を、NC加工機で切削する。工具を選び、形ごとに工法を変えて変形を抑えるとしている。

EV・シティコミューター向けCFRPシャーシ
社内プロジェクトとして製作。前後左右を対称にして、モーターとバッテリーの配置を入れ替えて試験でき、共通の部材が増えて製作工数も減らせたとしている。

シャーシのサスペンションの取り付け部
構造材にCFRPを使うときは、接着や締結に細心の注意が要ると同社は説明している。CFRPシャーシの事例ページで紹介している。


3次元測定を使ったカヌーの座面
3次元測定器で選手の骨格や姿勢を測り、マシニングセンタで原寸のモデルを削り出して調整。その形をもとにCFRPの積層構成を設計した。
月と地球の光通信アンテナ用のゼロ熱膨張CFRP製鏡筒
5社による月探査に向けた光通信の地上検証(2026年3月開始)で、同社はゼロ熱膨張CFRP製の鏡筒の設計と製造を担当したと発表している。

モビリティ向けの超小型・軽量な衛星通信端末
三菱ケミカル・シャープ・NICTとの共同開発(2025年7月に合意を発表)。同社は新素材の部材の成形・加工を担当し、放熱構造に優れた設計製造技術を提供するとしている。
排熱プレート(発表の図の一部を切り出し)(出典:テックラボ「モビリティ向け超小型軽量衛星通信端末の共同開発」)

NTN向け平面アンテナを47%軽量化
4者の共同で、平面アンテナを5.5kgから2.9kgに軽くしたと発表。同社は複合材料を使った排熱デバイスの設計と成形の技術を確立し、排熱デバイス単体で1kg以下にしたとしている。
排熱デバイスの構造。左がアルミ製、右が複合材料製(出典:テックラボ「排熱デバイスの新設計によりNTN向け平面アンテナの47%の軽量化に成功」)
出典:テックラボの公式サイトの事例ページ(各カードのリンク先)。写真は各ページから引用しています。
FACILITIES & RESULTS
設備と主な数字
事例は、ロボット・機械部品、自動車、宇宙・通信、スポーツなどの分野で公開しています。宇宙・通信の事例は、ほかの会社・研究機関との共同の発表です。
| 設備 | 主な仕様・用途 |
|---|---|
| NC加工機 | 3D CAD/CAMを使う縦型3軸・門型5軸の大型NC加工機。石膏・樹脂・合成木材・軽金属を加工し、型の製作とCFRP製品のトリムに使う |
| オートクレーブ | 1号機・2号機。0.98MPa・200℃対応。CFRP・GFRP・フェノールのプリプレグの成形 |
| カッティングプロッター | プリプレグ・接着フィルムの裁断。大型スキャナーと連動 |
| クリーンルーム・クリーンベンチ | テーブル上は清浄度クラス1,000(ISOクラス6) |
| 万能試験機 | 50kNまで。引張・圧縮・曲げ試験 |
| デジタルマイクロスコープ | 最大2,500倍 |
| 3次元測定機 | ハンディプローブ型(接触式)・アーム式(7軸)・非接触(ハンディ) |
| 熱膨張計測システム | 最大2800mm(2.8m)の製品そのものの熱膨張を評価 |
| 非破壊検査機 | アクティブ・サーモグラフィーの非破壊検査システム |
上の数字の帯:1/5 鉄系部品をCFRPにしたときの重さ(同社の記載)/1〜2週間 小部品・部材の試作の納期の目安/0.98MPa オートクレーブの圧力(200℃対応)/2.8m 熱膨張を測れる製品の長さ(最大)
COMPANY
会社概要
| 社名 | 株式会社テックラボ |
|---|---|
| 事業内容 | 技術開発、設計・試作・実験評価・製造に関わる一切の業務。教育およびコンサルト業務 |
| 設立 | 2012年7月 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 事業所 | 〒206-0032 東京都多摩市南野2-6-3 |
| テックラボ関西工場 | 〒652-0884 兵庫県神戸市兵庫区和田山通1-2-25 B410 |
| 認証 | JIS Q 9100 |
| 関西工場 | 兵庫県神戸市 |
| 分野 | 素材・材料(CFRP) |
ON THIS SITE
こんな課題で紹介しています
ものづくり技術百科では、次の記事でテックラボを紹介しています。記事の中の企業紹介に詳しい説明があります。
- 薄く軽くすると強度が足りない →鉄に近い剛性・強度の CFRP で、機械部品を5分の1の重さにする
- CFRP の穴あけ・切削で層間剥離・バリを防ぎたい →CFRP 部品の設計・試作と穴あけ・ザグリ
BEFORE CONTACT
問い合わせる前に整理しておくこと
同社は、依頼のときに次のことがあると話が早いとしています(すべて揃っていなくてもよいとしています)。図面は必須ではなく、ポンチ絵や3Dモデルと使用条件でも相談できます。個人からの依頼も受けています(物の発注ではないアイデアだけの提案は受けていません)。
- 使い道(何に使う部品か、使う環境)
- 数量と、必要な時期
- 機能・性能の要求(強度・剛性・耐熱性など)
- 精度の要求(寸法公差など)
- 設計図(概念図・ポンチ絵・3D CAD のどれでもよい)
CONTACT
テックラボに問い合わせる
問い合わせはWebのフォームから送れます。
電話:042-319-6417(同社サイトの記載)
ボタンを押すとテックラボの公式サイトのお問い合わせフォームが開きます。ものづくり技術百科は問い合わせの内容を受け取りません。
SAME PROCESS
同じ「切削・研削」の、ほかの会社の実績
DISCOVER
ちがう分野の、すごいもの
各社のエースモデルから、ほかの分野のものを選んでいます。開くたびに入れ替わります。
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情報の確認日:2026年10月8日













