日本金属株式会社

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COMPANY PROFILE / 企業紹介

企業紹介|ステンレスの冷間圧延鋼帯・加工品(精密異形圧延・精密管・ロールフォーミング)・極薄電磁鋼帯・マグネシウム合金帯の製造販売と、試作・委託加工サポート

日本金属株式会社

ステンレスやマグネシウム合金の薄い帯(コイル)を、自社の圧延設備でお客様ごとの仕様に合わせてつくる、東京都港区の金属圧延・加工の会社

マグネシウム合金帯冷間圧延ステンレス鋼帯・みがき特殊帯鋼加工品極薄電磁鋼帯

公式サイトなどの公開情報をもとに編集部が作成 情報の確認日:2026年10月10日

マグネシウム合金 AZ31B の板を深絞りした成形品(寸法の図:14mm・75mm・85mm)
AZ31B の板を温間で深絞りした成形品(14×75×85mm、型数1・工程数1。当サイトの記事で紹介した画像)(出典:日本金属「AZ31B(高強度・温間加工性)|日本金属」)
板橋工場の20段センヂミア冷間圧延機の全景
板橋工場の20段センヂミア冷間圧延機(マグネシウム合金帯も板橋工場で製造)(出典:日本金属「板橋工場|日本金属」)
板橋工場と技術研究所の敷地を上空から見た写真
板橋工場の全景(東京都板橋区舟渡)(出典:日本金属「板橋工場|日本金属」)
1939年設立
0.045〜2.0mmマグネシウム合金帯の板厚範囲
2002年マグネシウム合金帯の生産開始
1.50LZ91 の比重

OVERVIEW

日本金属とは

ステンレスやマグネシウム合金の薄い帯(コイル)を、自社の圧延設備でお客様ごとの仕様に合わせてつくる、東京都港区の金属圧延・加工の会社

日本金属は、東京都港区に本社を置く、ステンレスなどの圧延・加工の会社です。創業は昭和5年(1930年)、設立は昭和14年(1939年)です。事業は、冷間圧延ステンレス鋼帯・みがき特殊帯鋼、精密異形圧延製品・精密管(ファインパイプ)などの加工品、極薄電磁鋼帯、マグネシウム合金帯の4つで、製品は100%受注生産としています。2002年4月にマグネシウム合金帯の生産を始めたと沿革に書いています。

技術者に関わる強みは、自社開発の圧延機と独自の圧延技術で、マグネシウム合金帯を0.045〜2.0mm の板厚で、板厚精度を保ってつくれることです。同社は、AZ31B(高強度・温間成形性)・AM60(高強度・高耐食性)・LZ91(比重1.5の超軽量)を扱い、プレス加工・表面処理のネットワークで商品化まで支援するとしています。AZ31B は2002年に世界で初めてコイル材の量産化に成功したとしています。

板橋工場の20段センヂミア冷間圧延機の全景
板橋工場の20段センヂミア冷間圧延機(マグネシウム合金帯も板橋工場で製造)(出典:日本金属「板橋工場|日本金属」)

こんな相談に向いています

筐体やカバーを、薄くて軽い板で作りたい

同社のマグネシウム合金帯は、自社開発の圧延機と独自の圧延技術で、0.045〜2.0mm の広い板厚範囲で板厚精度の高い材…

マグネシウムの板を、温間プレスで深く絞りたい

同社は、AZ31B の破断伸びが200〜300℃のプレス成形温度の範囲で他社材より大きい、とグラフで示している。

アルミ・AZ31B よりさらに軽い材料を試したい

同社は、LZ91 はLiを添加して比重1.5とし、AZ31B(比重1.78)より約20%軽く、室温でプレス成形できるとし…

ステンレスのプレスで、金型のメンテナンスを減らしたい

ステンレスのプレスで、金型のメンテナンスを減らしたいの事例があります 実績を見る ↓

出典:会社概要/理念|日本金属、沿革|日本金属、マグネシウム合金製品|日本金属、AZ31B(高強度・温間加工性)|日本金属、LZ91(超軽量)|日本金属、板橋工場|日本金属、試作・委託加工サポート受付|日本金属

SERVICES

技術・サービス

日本金属の公式サイトは、「企業情報(トップメッセージ・会社概要・沿革・事業セグメント・拠点)」「製品・技術情報(分野・機能・鋼種・事業種別で探す)」「試作・委託加工サポート受付」「製品カタログダウンロード」「株主・投資家情報」「お問い合わせ」などのページに分かれています。編集部ではこれを6つにまとめました。

板橋工場の連続光輝焼鈍ライン

出典:日本金属「板橋工場|日本金属」

板橋工場の設備と品質保証

ステンレス鋼帯・みがき特殊帯鋼・ベーナイト鋼帯・マグネシウム合金帯をつくる工場(極薄電磁鋼帯の製造拠点にも板橋工場が挙がっている)。ISO 9001・14001の認証を取得している。

公式サイトで見る ↗

CASES

実績(公開されている事例)

日本金属が公式サイトで公開している事例から、編集部が9件を選びました。詳しい内容は各事例のページでご覧ください。

スピーカーと、その振動板を示した図

マグネシウム合金帯振動板振動吸収

スピーカーの振動板に、癖の少ない金属を使いたい

アルミニウムやチタンに代わる材料を探していた。金属製の振動板は音速が速く癖のある音になりやすいという課題に、実用金属中で最も比重が低く振動吸収性に優れるマグネシウム合金帯(最薄0.044mm)を提案。採用後は、癖がなく付帯音の少ないスピーカーを製品化できたとしている。

出典:日本金属「課題解決事例 マグネシウム合金帯|日本金属」

詳細はこちら ↗

ウイスキー樽のリメイクに使う、帯鉄(バンド材)を巻いた樽

異形圧延ロールフォーミングテーパ形状

ウイスキー樽のバンド材(帯鉄)を、国内で入手したい

樽の曲線に沿ったテーパー角をつけたリング状の加工が、複数のメーカーに断られていた。異形圧延技術とロールフォーミングを組み合わせ、高い精度でつくる技術を確立し、素材の選定も提案したとしている。

出典:日本金属「課題解決事例 複合塑性加工|日本金属」

詳細はこちら ↗

L・DieL仕上げで、ステンレス表面の不働態皮膜を軟質化するイメージ図

L・DieL金型寿命不働態皮膜

ステンレスのプレスで、金型のメンテナンスを減らしたい

金型のメンテナンスが多くなる原因を、ステンレス表面の不働態皮膜が非常に硬いことと分析。成分を変えずに皮膜を改質する独自技術の L・DieL 仕上げを提案し、採用後は金型の寿命が大きく伸びたとしている。

出典:日本金属「課題解決事例 ステンレス鋼帯|日本金属」

詳細はこちら ↗

ファイン・プロファイルでプレスのみで部品にする工程を示した図

ファイン・プロファイル切削工程の省略異形圧延

プレスと切削の工程を見直し、素材ロスを減らしたい

切削加工の作業時間と切削屑(素材ロス)が課題だった。異形圧延製品のファイン・プロファイルで切削工程の省略を提案し、コスト削減と切削屑の削減による環境負荷の低減ができたとしている。

出典:日本金属「課題解決事例 ファイン・プロファイル|日本金属」

詳細はこちら ↗

ロールフォーミングでつくった、断面の異なるステンレス製のレール部材

ロールフォーミングステンレスボルト溝付きレール

耐食性が必要な環境で、機械のフレームを組み立てたい

アルミのレールは耐食性が不安で、ステンレス製は市中から入手できなかった。精度の高い2つのロールフォーミング部材を組み合わせたボルト溝付きのステンレス製レールを提案し、耐食性が必要な環境での組み立てができるようになったとしている。

出典:日本金属「課題解決事例 ロールフォーミング|日本金属」

詳細はこちら ↗

ステンレス箔のコイル

ステンレス箔メッキ委託加工

電子部品用に、ステンレス箔のメッキ材を少量だけ試作したい

ステンレス箔のメッキ処理をするメーカーが見つからず、箔材も少量では買いにくかった。広幅のステンレス箔を素材に、提携メーカーでメッキ加工した製品を提案し、少量のメッキ材を購入できて試作を予定どおり行えたとしている。

出典:日本金属「課題解決事例 委託加工(ステンレス鋼帯)|日本金属」

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内側がPEEK樹脂、外側がステンレス鋼の管(FINE PEEK-ST)の切断面

FINE PEEK-STPEEK樹脂長尺コイル

分析用のPEEK樹脂カラム管を、国内で安定して入手したい

海外製は入手性が悪くコストも高く、国内に製造するメーカーがなかった。内管にPEEK樹脂、外管に高強度のステンレス鋼を使った長尺コイルの FINE PEEK-ST を提案し、高品質かつ低コストの製品を安定して確保できたとしている。

出典:日本金属「課題解決事例 FINE PEEK-ST|日本金属」

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マグネシウム合金 AZ31B の帯(コイル)の写真

AZ31B軽量化温間成形

AZ31B の採用例(パソコン外装・スマートフォン部品・スピーカー振動板など)

AZ31B 合金帯は、パソコン外装・スマートフォン部品・スピーカー振動板・マグネシウム電池電極・介護用品に採用例があるとしている。2002年に世界で初めてコイル材の量産化に成功したとしている。

出典:日本金属「AZ31B(高強度・温間加工性)|日本金属」

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LZ91 と AZ31B のエリクセン試験の結果を並べた写真

LZ91室温成形超軽量

室温で成形できる、さらに軽いマグネシウム合金を使いたい

LZ91 は、板厚0.5mm の常温のエリクセン試験で、エリクセン値が LZ91 は8.5mm、AZ31B は2.6mm という結果を載せている。LZ91 の実用化と量産技術で、国際マグネシウム協会の2013年度 Award of Excellence(優秀賞)を受けたとしている。

出典:日本金属「LZ91(超軽量)|日本金属」

詳細はこちら ↗

出典:日本金属の公式サイトの事例ページ(各カードのリンク先)。写真は各ページから引用しています。

FACILITIES & RESULTS

設備と主な数字

公式サイトの「試作・委託加工サポート受付」に「試作対応事例(課題解決事例)」が7件あり、各ページが、お客様の課題・具体的な問題点・日本金属からの提案・お客様の声の順で書かれています。ここではその7件に、AZ31B の採用例と LZ91 の成形性の比較を加えた9件を選びました。客先の社名は載っていません(樽のリメイクメーカーなど、業種の記載にとどまります)。

マグネシウム合金帯の板厚は、公式サイトの中で書き方が分かれています。製品ページは「0.045mm〜2.0mm」、事例ページは「最薄0.044mm の厚さで提供できる」、製造工程の資料(PDF)は「板厚0.050〜2.0mmまで」、製造可能範囲の資料の図は縦軸が0.040mm から始まり、合金種・仕上げ・板幅で変わるとしています。ここでは製品ページの数字を使いました。実際に頼める板厚は、合金・仕上げ・板幅ごとに問い合わせて確かめてください。

設備主な仕様・用途
圧延・熱処理・検査設備(板橋工場)20段センヂミア冷間圧延機(9号機=2018年、10号機=2022年に設置)/ベル型焼鈍炉/連続光輝焼鈍ライン/ステンレス箔専用形状矯正ライン/自動表面検査装置(板橋工場の設備紹介と沿革)
マグネシウム合金の取り扱い合金AZ31B(Al 2.5〜3.5%・Zn 0.60〜1.40%)/AM60(Al 5.5〜6.5%)/LZ91(Li 8.5〜9.5%)。比重は AZ31B 1.78、AM60 1.81、LZ91 1.50、ヤング率はいずれも約45GPa(物理的特性の比較資料)
内質区分と表面仕上げ内質記号 F(圧延加工状態・温間絞り成形に優れる)・O(焼鈍で軟質にしたもの)。仕上げは圧延仕上げと、板厚0.2mm 以上の湿式バフ仕上げ(BF)(製造可能範囲と仕上げの資料)
製造拠点板橋工場(東京都板橋区舟渡)、岐阜工場(可児市)、福島工場(白河市)、技術研究所(板橋区)。海外はタイ・マレーシア・上海。マグネシウム合金帯は板橋工場
認証ISO 9001:2015/ISO 14001:2015(板橋工場。冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯、みがき特殊帯鋼、マグネシウム合金板及び条、極薄電磁鋼帯の設計・開発及び製造)
関連会社日金スチール・日金電磁工業(極薄電磁鋼帯の製造拠点)・日金精整テクニックス・セフ

上の数字の帯:1939年 設立(創業は1930年。昭和14年12月)/0.045〜2.0mm マグネシウム合金帯の板厚範囲(同社の記載)/2002年 マグネシウム合金帯の生産開始(沿革)/1.50 LZ91 の比重(AZ31B は1.78。物性の比較資料)

出典:試作・委託加工サポート受付|日本金属、マグネシウム合金帯の課題解決事例|日本金属、AZ31B(高強度・温間加工性)|日本金属、LZ91(超軽量)|日本金属、板橋工場|日本金属

COMPANY

会社概要

会社名日本金属株式会社(NIPPON KINZOKU CO.,LTD.)
所在地本社:〒108-0014 東京都港区芝5丁目29番11号 G-BASE田町10・11階(総合受付11階) TEL 03-5765-8111(大代表)
創業・設立創業:昭和5年11月10日/設立:昭和14年12月2日
資本金68億5千7百万円
事業内容ステンレス圧延・加工事業(冷間圧延ステンレス鋼帯・みがき特殊帯鋼・精密加工製品・マグネシウム合金帯・極薄電磁鋼帯)
工場・研究所板橋工場(東京都板橋区)・岐阜工場(可児市)・福島工場(白河市)・技術研究所(板橋区)
営業拠点東京(営業部)・大阪支店・名古屋支店。海外:日旌鋼鉄貿易(上海)・NIPPON KINZOKU(THAILAND)・同(MALAYSIA)
企業理念「日本金属グループは、圧延事業とその加工品事業を中核に、新しい価値の創造を推進し、広く社会に貢献します。」
上場東京証券取引所スタンダード市場(証券コード5491。公式サイトの株主・投資家情報)。大株主に日本製鉄(6.7%)など(2026年3月末)
住所東京都港区芝5丁目29番11号 G-BASE田町10・11階(本社)
設立昭和14年(1939年)12月2日(創業は昭和5年11月10日)
事業ステンレス圧延・加工事業(冷間圧延ステンレス鋼帯・みがき特殊帯鋼・精密加工製品・マグネシウム合金帯・極薄電磁鋼帯)
分野素材・材料

出典:会社概要/理念|日本金属、拠点・グループ会社|日本金属、株主の状況|日本金属、株式情報|日本金属

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こんな課題で紹介しています

ものづくり技術百科では、次の記事で日本金属を紹介しています。記事の中の企業紹介に詳しい説明があります。

BEFORE CONTACT

問い合わせる前に整理しておくこと

問い合わせは、公式サイトのフォームで受け付けています。フォームは用途ごとに分かれていて、マグネシウム合金帯などの製品・技術の質問は「お問い合わせ」、試作・サンプル・委託加工は「試作・委託加工サポート受付」、ステンレスの在庫と小ロット・短納期は「在庫リスト・お問い合わせ」、カタログは「製品カタログダウンロード」です。電話は、マグネシウム合金製品のページが営業開発部(03-5765-8122)を案内しています(平日8:50〜17:30)。

  • 板厚・板幅・長さ(コイルかシートか)と、必要な数量。同社の製造可能範囲は合金・仕上げ・板幅で変わるため、資料の範囲と照らして相談する
  • 合金種(AZ31B・AM60・LZ91 など)と、強度・耐食性・軽さ・成形性のどれを優先するか。同社の資料では、強度・耐食性・冷間成形性・軽さの評価が合金ごとに違う
  • 加工方法と成形条件(温間プレスか室温か、絞り深さ、金型の温度)。AZ31B は温間成形、LZ91 は室温成形に向くとしている
  • 表面仕上げ(圧延仕上げか湿式バフか)と、後工程の表面処理(化成処理・塗装など)
  • 使う製品と、いつまでに試作が要るか。試作・サンプルは数個・数キロでも検討するとしており、見積は同社指定の商社・流通を通す

CONTACT

日本金属に問い合わせる

お問い合わせは、公式サイトのフォームから受け付けています。

電話:03-5765-8122(営業開発部。マグネシウム合金製品のページの案内。平日8:50〜17:30)/試作・委託加工サポート 03-5765-8113(平日8:50〜17:30)/大代表 03-5765-8111

ボタンを押すと日本金属の公式サイトのお問い合わせフォームが開きます。ものづくり技術百科は問い合わせの内容を受け取りません。

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このページは、日本金属の公式サイトなどの公開情報をもとに、ものづくり技術百科の編集部が作成した紹介ページです。内容の誤り・修正のご連絡は、お問い合わせからお送りください。

情報の確認日:2026年10月10日