ホーム › 企業紹介 › 紹介ページのある企業 › 株式会社日本マイクロMIMホールディングス
COMPANY PROFILE / 企業紹介
企業紹介|金属粉末射出成形(MIM)で、数mmから10mm程度の微小・精密な金属部品を量産する会社。独自技術「μ-MIM」で、機械加工に近い寸法精度と、中空・アンダーカットなどの複雑な形状をねらう。国内製造は同じ住所のグループ会社の太盛工業が担い、同社はグループの統括と研究開発を受け持つとしている
株式会社日本マイクロMIMホールディングス
数mmの超精密な金属部品を、独自のμ-MIM(金属粉末射出成形)で量産する、大阪府寝屋川市のMIM研究開発会社
公式サイトなどの公開情報をもとに編集部が作成 情報の確認日:2026年10月10日



OVERVIEW
日本マイクロMIMとは
数mmの超精密な金属部品を、独自のμ-MIM(金属粉末射出成形)で量産する、大阪府寝屋川市のMIM研究開発会社
日本マイクロMIMホールディングスは、大阪府寝屋川市に本社を置く、金属粉末射出成形(MIM)の研究開発会社です。2017年12月に設立され、資本金は1,000万円です。同社は、MIMのなかでも指先に乗るような数mmから10mm程度の極小部品に特化し、自社開発の高精度MIM技術「μ-MIM」を持つとしています。国内製造と営業は同じ住所のグループ会社の太盛工業が担い、同社はグループの統括と研究開発を受け持つとしています。
強みは、機械加工に近い寸法精度と、中空・アンダーカット・薄肉といった複雑な形状を、金型による量産で両立させていることです。同社は、一般的なMIMの精度が各寸法で±0.5%程度であるのに対し、μ-MIMは±0.3%以下(トップページでは±0.1%以下)としています。材種はステンレス・チタン・銅・磁性材料・タングステン合金・貴金属合金など約30種の材種を手がけてきたとしています(一部は試作・開発中)。X線CTや非接触3次元測定機など、小さな部品を測る設備と、成形のシミュレーションも自社で持つとしています。

こんな相談に向いています

指先サイズ以下の極小部品を、金属で量産したい
同社は、数mmから10mm程度の微小な金属部品を、金型で量産するとしている。

切削並みの精度で、ギアなど精度のいる部品を量産したい
同社は、μ-MIMで各寸法±0.3%以下の精度としている。

内部に流路やアンダーカットのある複雑な部品を、量産したい
同社は、犠牲樹脂を使う独自の「3D-μMIM」で、アンダーカットや曲がった分岐流路をもつ部品を、金型による量産で作るとし…

銅・チタン・ステンレスなど、削りにくい材料の複雑形状部品をつくりたい
同社は、ステンレス・チタン・銅・磁性材料・タングステン合金・貴金属合金など、約30種の材種を手がけたとしている(一部は試…
出典:企業紹介|日本マイクロMIM、トップページ|日本マイクロMIM、μ-MIMが選ばれる理由|日本マイクロMIM、品質保証|日本マイクロMIM、研究開発|日本マイクロMIM、事業内容|日本マイクロMIM、適応化事例|日本マイクロMIM
SERVICES
技術・サービス
日本マイクロMIMの公式サイトは、「μ-MIMが選ばれる理由」「品質保証」「適応化事例」「研究開発」「ご発注の流れ」「製品設計・開発購買の方へ」「技術紹介動画」「Q&A」「技術ニュースレター」「VA・VEコストダウン診断」「会社概要」などのページに分かれています。編集部では、事業と技術のページを5つに整理しました。
CASES
実績(公開されている事例)
日本マイクロMIMが公式サイトで公開している事例から、編集部が9件を選びました。詳しい内容は各事例のページでご覧ください。

小モジュール ピニオンギア
直径2.95mm・モジュール0.3・重さ0.02gのギア。切削では量産が難しい大きさで、金型を使うMIMなら10万個/月以上の量産が可能としている。

R形状中空パイプ・コネクタ(犠牲樹脂型)
アンダーカットのある複雑形状を、3D-μMIMで量産する事例。重さ4g、サイズ12.3×12.7×18.6で、精度は±0.3%以下としている。
出典:日本マイクロMIM「犠牲樹脂型で実現!R形状流路のMIM量産 R形状中空 MIMパイプ/R形状中空 MIMコネクタ | 適応化事例 | 株式会社日本マイクロMIMホールディングス」

アリの巣(複雑な内部流路)
複雑な内部流路をもつ金属部品の量産化。サイズ2.2×1.2×0.4で、精度は±0.5%以下としている。曲線の分岐流路など、他の工法では難しい形状に対応するとしている。

マイクロ鉗子 Vergne III
体の組織をつかむための、小さな波状の歯をもつ内視鏡部品。重さ0.1g以下で、精度は±0.5%以下としている。自由曲面やアンダーカットのある部品を安定した品質で量産するとしている。
出典:日本マイクロMIM「マイクロ鉗子 Vergne III | 適応化事例 | 株式会社日本マイクロMIMホールディングス」

マイクロノズル(穴径30μm)
口径は一般的な機械加工で約50μmが限界とされるのに対し、μ-MIMで30μmの量産を可能にしたとしている。重さ0.2g以上、サイズΦ3mm未満、精度は±0.03mmとしている。

マイクロパイプ(極薄肉)
直径1mm程度から、厚さ0.2mm程度から。全箇所で厚み0.2mm以下のパイプ形状を量産するとしている。精度は±0.5%以下で、内部形状はX線CTで評価できるとしている。

純銅製ヒートシンク
電子機器や産業機器の廃熱用。サイズ1cm以下、重さ1g程度、精度±0.5%以下の純銅ヒートシンクを、切削では工数のかかる複雑形状のまま量産するとしている。
出典:日本マイクロMIM「電子機器・産業機器向け純銅ヒートシンク | 適応化事例 | 株式会社日本マイクロMIMホールディングス」

流体の撹拌用 64Ti製プロペラ部品
サイズ11×46×7.5mm・羽の厚み0.5mmの薄肉部品。チャッキングの難しい難削材のチタン合金で、自由曲面を実現できるとしている。
出典:日本マイクロMIM「流体の撹拌用 64Ti製プロペラ部品 | 適応化事例 | 株式会社日本マイクロMIMホールディングス」

鍵用複雑形状部品
鍵シリンダー用の特殊部品。重さ5g程度、サイズ2cm程度で、機械加工では工数の多くなる多軸の形状を、MIMへの工法転換で低コストにするとしている。
出典:日本マイクロMIMの公式サイトの事例ページ(各カードのリンク先)。写真は各ページから引用しています。
FACILITIES & RESULTS
設備と主な数字
公式サイトの「適応化事例」には、製品・材質・精度・重量・サイズなどを表にした事例が、3ページ分載っています。顧客名や数量・効果の数値が載る事例は多くありません。ここでは、事例ページに書かれていることだけをまとめた9件を紹介します。
事例は、製品・材質・メリット・工法変換の内容・精度・形状特性・業界・重量などから探せる一覧になっています。
| 設備 | 主な仕様・用途 |
|---|---|
| X線CT・非接触3次元測定 | X線CTスキャンシステム(ニコン MCT225)、ドイツ製の非接触3次元測定機(マイクロフォーカスモデル)、スイス製の非接触光学式3次元測定機(品質保証のページ) |
| マイクロ射出成形機 | イタリア製のマイクロ射出成形機(研究開発のページ)。卓上の1ペレット混練・射出成形機は10g以下の試験材料から評価できるとしている(太盛工業の保有設備のページ) |
| 生産設備(太盛工業) | 混練機3台、脱脂炉2台、ペレタイザー3台、焼結炉6台、焼成炉1台、射出成形機9台、押出成形機1台、バレル研磨機2台(太盛工業「保有設備」) |
| 焼結炉・SPS焼結炉 | 脱脂と焼結を連続で行えるバッチ式の高真空炉。放電プラズマ焼結(SPS)炉と二色成形機も持つとしている(太盛工業「保有設備」) |
| 分析・試験 | 走査型電子顕微鏡(EDS付き)、イオンミリング装置、炭素分析装置、万能試験機(引張・曲げ・圧縮)など(太盛工業「保有設備」) |
上の数字の帯:2017年 設立(12月)/20年以上 MIMの研究開発(同社の記載)/約30種 MIMの材種(試作・開発中を含む。同社の記載)/50人弱 従業員数(同社の記載)
出典:適応化事例の一覧|日本マイクロMIM、小モジュール ピニオンギア|日本マイクロMIM、犠牲樹脂型で実現!R形状流路のMIM量産|日本マイクロMIM、アリの巣|日本マイクロMIM、マイクロ鉗子 Vergne III|日本マイクロMIM、マイクロノズル|日本マイクロMIM、マイクロパイプ|日本マイクロMIM、電子機器・産業機器向け純銅ヒートシンク|日本マイクロMIM、流体の撹拌用 64Ti製プロペラ部品|日本マイクロMIM、鍵用複雑形状部品|日本マイクロMIM
COMPANY
会社概要
| 会社名 | 株式会社日本マイクロMIMホールディングス(MICRO MIM JAPAN HOLDINGS Inc.) |
|---|---|
| 所在地 | 【本社 リサーチ・ラボ】〒572-0073 大阪府寝屋川市池田北町26番1号 TEL 072-830-2588/FAX 072-830-2290 【PM工場】〒572-0073 大阪府寝屋川市池田北町26番3号 【東京営業所】〒252-0318 神奈川県相模原市南区上鶴間本町3-18-27 グローリア初穂町田905 TEL 042-851-5092/FAX 042-851-5093 |
| 代表者 | 代表取締役社長 田中 茂雄 |
| 設立 | 2017年12月(表記は「平成29年12月」) |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 従業員 | 50人弱(「選ばれる理由」ページの記載) |
| 事業内容 | MIM(金属粉末射出成形)の技術提携、原料(フィードストック)販売、評価の受託、微小部品の適応化(企業紹介・事業内容) |
| グループ企業 | 太盛工業株式会社(大阪府寝屋川市。国内製造・営業)、TAISEI KOGYO (THAILAND) CO., LTD.(研究開発・MIM製造、東南アジアの営業)、Micro MIM Europe GmbH(ドイツ・欧州の営業)、Micro MIM USA Inc.(米国・米州の営業) |
| グループ企業の認証 | 太盛工業が ISO 13485(医療機器の品質マネジメント)を2019年5月に取得(太盛工業の沿革)。日本マイクロMIMの事例ページにも「ISO13485認証の品質管理システム」との記載がある |
| グループ | 太盛工業(国内製造・営業)、TAISEI KOGYO(THAILAND)、Micro MIM Europe GmbH、Micro MIM USA Inc.(世界5拠点) |
| 分野 | 加工・成形 |
出典:企業紹介|日本マイクロMIM、事業内容|日本マイクロMIM、会社概要|太盛工業、保有設備|太盛工業、ご発注の流れ|日本マイクロMIM
ON THIS SITE
こんな課題で紹介しています
ものづくり技術百科では、次の記事で日本マイクロMIMを紹介しています。記事の中の企業紹介に詳しい説明があります。
- 粉末冶金・MIM →数 mm の部品を超精密な MIM(μ-MIM)でつくる会社として紹介
BEFORE CONTACT
問い合わせる前に整理しておくこと
問い合わせは、公式サイトのお問い合わせフォーム(資料請求を兼ねる)か電話で受け付けています。MIMは金型を使う工法のため、図面と一緒に生産ロットの情報を送ると進めやすいとしています。通常営業時間内の連絡には24時間以内に確認の連絡をし、図面をもとにした正確な見積りには通常10営業日かかるとしています。営業メールは断っています。
- 部品の大きさと重さ。同社は指先サイズ以下の微小・精密部品(数mmから10mm程度)が得意で、大きな部品には対応していないとしている
- 生産数量。総生産量が300個を超える場合にMIMを検討し、100個未満なら他の工法を勧めるとしている。金型には製作に約1.5か月、その後の1stサンプルの提出まで約2週間かかるとしている
- 材質と求める精度。ステンレス・チタン・銅・磁性材料・タングステン合金・貴金属合金など約30種の実績があり、精度は一般精度(±0.5%以下)から超高精度まで選べるとしている
- 図面と、いまの加工法での価格・納期。図面データがあればフォームやFAXで送れ、いまの加工法の調達価格があればMIM採用の効果を算出できるとしている。フォームには図面や写真(gif・jpg・png・bmp・zip・pdf)を2点まで添付できる
- 測定・評価の条件。内部形状はX線CTなどで評価でき、必要なら全数検査もできるとしている。無料のVA・VEコストダウン診断も案内している
CONTACT
日本マイクロMIMに問い合わせる
お問い合わせ・資料請求は、公式サイトのお問い合わせフォームから受け付けています。
電話:大阪本社 072-830-2588(FAX 072-830-2290)/東京営業所 042-851-5092(FAX 042-851-5093)
ボタンを押すと日本マイクロMIMの公式サイトのお問い合わせフォームが開きます。ものづくり技術百科は問い合わせの内容を受け取りません。
SAME PROCESS
同じ「鋳造・焼結・セラミックス」の、ほかの会社の実績
DISCOVER
ちがう分野の、すごいもの
各社のエースモデルから、ほかの分野のものを選んでいます。開くたびに入れ替わります。
COMPANIES
鋳造・焼結・セラミックスの、近くの会社
京都府英興株式会社京都市に本社を置き、石英ガラスの火炎加工・研削・レーザー加工から電気炉までを手がける、1947年創業の会社
三重県イタニアルミ株式会社三重県伊賀市で、砂型を軸に、自硬性・金型・ダイカストの4つの鋳造法でアルミの鋳物を作り、機械加工まで一貫で仕上げる会社
京都府有限会社笹原光学工業所セラミックス・特殊ガラスの研削・研磨を手がける、京都府京都市の会社
アスザック株式会社(ファインセラミックス事業部)アルミナやSiC、多孔質のセラミックスを一貫して作り、特注の大型品や搬送ハンドも手がける会社
有限会社清水商会京都市西京区の会社。セラミックス・マシナブルセラミックスの加工と基板のメタライズを、小ロットから受けるとしているこのページは、日本マイクロMIMの公式サイトなどの公開情報をもとに、ものづくり技術百科の編集部が作成した紹介ページです。内容の誤り・修正のご連絡は、お問い合わせからお送りください。
情報の確認日:2026年10月10日














