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COMPANY PROFILE / 企業紹介
企業紹介|熱処理・HIP(熱間等方圧加圧)・ろう付/拡散接合・金属積層造形・超塑性成形・検査解析までを、国内の6工場で一貫して受注する金属加工
金属技研株式会社
熱処理とHIPを軸に、接合・積層造形・成形・検査までを一社で引き受ける、東京都中野区の金属加工メーカー
公式サイトなどの公開情報をもとに編集部が作成 情報の確認日:2026年10月10日



OVERVIEW
金属技研とは
熱処理とHIPを軸に、接合・積層造形・成形・検査までを一社で引き受ける、東京都中野区の金属加工メーカー
金属技研は、東京都中野区に本社を置き、熱処理・HIP(熱間等方圧加圧)・ろう付や拡散接合などの接合・金属積層造形・超塑性成形・検査と解析までを手がける金属加工の会社です。1960年に創立し、会社概要では資本金288百万円、従業員503名(2026年2月末)、売上高14,211百万円としています。群馬・茨城・神奈川・土岐・滋賀・姫路の6工場を持ち、品質面ではJIS Q 9100、ISO 9001、ISO 13485、ISO 14001の認証と、熱処理の特殊工程のNadcap認証(同社の熱処理ページでは滋賀工場・姫路工場・中国現地法人。品質管理体制ページには土岐工場の記載もある)を挙げています。
強みは、熱処理・HIP・接合・積層造形・機械加工・検査を、上流から下流まで自社の拠点で一貫して受けられることです。同社は、HIP装置を国内外で20台以上、真空熱処理炉を35基以上持つとしています。工程を複数の会社に分けて発注する手間や、HIPや熱処理だけを別の会社に頼むことによる品質・納期の調整を減らしたい場合の相談先になります。

こんな相談に向いています

アルミとステンレス、銅とステンレスなど、溶接やろう付が難しい異種金属を接合したい
同社は、HIPによる拡散接合で、溶接やろう付が適用しにくい異種金属の接合ができるとしている。

金属積層造形で作った部品の内部欠陥と強度が心配
同社は、造形直後のTi-6Al-4V材の断面に約10µm程度の内部欠陥が見つかった例を挙げ、造形後にHIP処理を行って欠…

造形後の面が粗くて、そのままでは使えないのでは困る
同社は、積層造形のままの面粗さは一般にEBM方式でRa25・SLM方式でRa11程度と粗くなるが、造形後に機械加工を行う…

検査・解析・分析を、加工と同じ会社にまとめて頼みたい
同社は、約20種類以上の検査項目(硬度検査・超音波探傷検査・三次元測定など)と、約15種類以上の分析装置を持つとしている。
出典:会社概要|金属技研、金属技研の歩み|金属技研、工場紹介|金属技研、品質管理体制|金属技研、HIP|金属技研、熱処理|金属技研、金属積層造形|金属技研、検査/解析・分析|金属技研、トップページ|金属技研
SERVICES
技術・サービス
金属技研の公式サイトは、「技術から探す(HIP/熱処理/接合:ろう付・拡散接合・溶接/金属積層造形/樹脂積層造形/成形・機械加工/検査・解析・分析/電子線照射装置)」「導入事例(業界別導入事例/HIP処理加工例/熱処理加工例/ろう付・拡散接合加工/溶接加工例/積層造形加工例/エンジニアリング事例)」「セミナー」「よくある質問」「会社概要(工場紹介・MTCの歩み・品質管理体制ほか)」「お問い合わせ」などのページに分かれています。編集部では事業が偏らないよう、HIP・熱処理・接合・金属積層造形の4つに整理しました(成形・検査・樹脂積層造形などは「できること」と「事例」に入れています)。

出典:金属技研「HIP|同種・異種金属の接合、積層造形など、金属に関する受注生産|金属技研株式会社」
HIP(熱間等方圧加圧)
高温・高圧のガスで材料を加圧する技術。焼結・鋳造品の内部欠陥の除去、同種・異種金属の拡散接合などに使う。1984年の初号機導入以来、装置を増やしてきたとしている。


出典:金属技研「接合:ろう付/拡散接合/溶接|同種・異種金属の接合、積層造形など、金属に関する受注生産|金属技研株式会社」

CASES
実績(公開されている事例)
金属技研が公式サイトで公開している事例から、編集部が9件を選びました。詳しい内容は各事例のページでご覧ください。

押出成形機用シリンダー(HIPでライニング)
ガラス繊維入りの樹脂原料で鉄系シリンダーが摩耗し、交換が増えていた。内面は溶射が難しいため、特殊粉末の焼結と接合をHIPで同時に行い、内面にライニングしたとしている。交換頻度が減り、10倍長持ちするようになったとしている。
出典:金属技研「精密機器向け事例 (押出成型機用シリンダー)|同種・異種金属の接合、積層造形など、金属に関する受注生産|金属技研株式会社」

冷却プレート(SUSパイプとアルミをHIPで接合)
アルミは熱伝導が良いが腐食に弱く消耗が激しかった。内部流路にSUSパイプを使い、SUSとアルミをHIPで接合することを提案したとしている。腐食耐性が上がり、消耗が少なくなったとしている。写真は事例ページの温度分布の解析画像(ソフトのロゴの部分を除いて切り出した)。
出典:金属技研「液晶・半導体向け事例 (冷却プレート)|同種・異種金属の接合、積層造形など、金属に関する受注生産|金属技研株式会社」

加速器用HOMダンパー(フェライトを銅内面にライニング)
フェライト板を銅にろう付していたが、未接合部が残ると放熱が悪く、フェライトの高調波の吸収性能が落ち、欠損の可能性もあった。HIPでフェライト粉末の焼結と銅との接合を同時に行い、銅円筒の内面にライニングしたとしている。冷却むらを解消し、パーティクルの発生を抑えられたとしている。
出典:金属技研「加速器・核融合分野向け事例 (HOMダンパー)|同種・異種金属の接合、積層造形など、金属に関する受注生産|金属技研株式会社」

熱交換器プレート(ホットプレスで拡散接合)
ニッケル基合金の加工で工具の摩耗が激しく、組立精度や接合面積の大きさから品質が安定しなかった。加工・組立方法の改善と、ホットプレスを生かした均一で歪みのない接合条件の追求で、不良率が激減したとしている。
出典:金属技研「エネルギー向け事例 (熱交換器プレート)|同種・異種金属の接合、積層造形など、金属に関する受注生産|金属技研株式会社」

フレキシブルチューブを使った3次元流路構造物
アルミ材の母材にステンレスのフレキシブルチューブを入れた流路構造で、パイプの曲げ加工が不要としている。小型サンプルの冷却試験では、通水後105秒の時点でSUS管が60〜65℃、フレキシブルチューブが38〜48℃だったとしている。

航空・宇宙向けブレード(HIPと熱処理を一社に集約)
HIP処理と熱処理を別の業者に頼んでいたブレードを、同社でHIPと熱処理の両方を行うことを提案したとしている。1社にまとめたことで、品質・納期・価格とも満足を得られたとしている。
出典:金属技研「航空・宇宙向け事例 (ブレード)|同種・異種金属の接合、積層造形など、金属に関する受注生産|金属技研株式会社」

ボールジョイント(積層造形でトポロジー最適化)
従来の7部品(機械加工・溶接・ボルト締結)のボールジョイントを、積層造形とワイヤーカットで1部品にした事例。体積と重量は350.7mm³・1.55kgから101.8mm³・0.45kg、費用は30万円から20万円、工期は約2.5週間から約1.5週間になったとしている。

TiAl製ブレード(造形・HIP・機械加工)
製作性が悪いTiAl製ブレードを、積層造形・HIP・機械加工で製作したとしている。戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で製作したものとしている。

超塑性成形(SPF)の装飾パネル
A5083の超塑性成形材を使った、1,100×2,350×0.8tの装飾用の岩肌のようなパネルを、活用事例に載せている。同社は、金型が雄雌のどちらか一つで成形でき、金型の設計・製作から成形までの一貫製作ができるとしている。
出典:金属技研の公式サイトの事例ページ(各カードのリンク先)。写真は各ページから引用しています。
FACILITIES & RESULTS
設備と主な数字
導入事例のページには、業界別(精密機器・航空宇宙・エネルギー・液晶半導体・加速器核融合)の事例、HIP・熱処理・ろう付/拡散接合・溶接・積層造形の加工例、エンジニアリング事例が載っています。ここでは、事例ページで個別に説明がある事例と、技術ページの活用事例から、事業が偏らないよう9件を選びました。客先名は公式サイトの事例にも書かれていません。効果の数字は、いずれも同社の記載です。
会社概要には、取引先の社名の一覧は載っていません。品質管理体制のページには、ISO 9000シリーズ・Nadcap・Boeing・Rolls-Royce・Pratt & Whitney・GE Aviation・ISO 13485の項目が並んでいます。
| 設備 | 主な仕様・用途 |
|---|---|
| HIP | 群馬工場(3台)・茨城工場(6台)・神奈川工場(1台)・土岐工場(1台)・滋賀工場(4台)・姫路工場(4台)(工場紹介の設備一覧)。世界最大のGiga-HIP(姫路。Φ2,050×4,200Hmm)、国内最大のMega-HIP(群馬。φ1,100×2,100Hmm)、国内最長のHIP(茨城。φ800×3,700Hmm)としている |
| 真空熱処理炉 | 工場紹介の設備一覧で、群馬11・茨城6・神奈川6・土岐2・滋賀8・姫路5。縦型一室式(Φ2,000×3,500Hmm)などがある。雰囲気炉は50基以上としている |
| ホットプレス | 神奈川工場に4台、姫路工場に5台(工場紹介の設備一覧)。最大1,200×2,200mmの真空ホットプレス装置を持つとしている |
| 金属積層造形 | 電子ビーム(Ti6Al4V・TiAl用など)とファイバーレーザー(Ti6Al4V・Inconel718用)の造形機。神奈川工場の特徴設備に、EB造形機2台・LB造形機1台 |
| 超塑性成形(SPF) | ワークサイズ1400W×2700L×900H、最大積載量700℃まで7000kg、温度域は常温〜980℃、成形ガスはAr(純度99.999%)(保有設備代表例。ほか滋賀工場・土岐工場に数台) |
| 機械加工 | 工場紹介の設備一覧に、マシニングセンタ・NC旋盤・研削機・5軸複合旋盤・ワイヤカット・放電加工など。群馬工場は縦MC12台・横MC8台、姫路工場は横型MC4台・門型MC14台 |
| 検査・分析 | 硬度検査・超音波探傷検査・三次元測定のほか約20種類以上の検査項目、約15種類以上の分析装置 |
上の数字の帯:1960年 創立(熱処理事業を開始)/503名 従業員数(2026年2月末現在)/20台以上 HIP装置の台数(同社の記載。国内外)/35基以上 真空熱処理炉の台数(同社の記載)
出典:導入事例|金属技研、精密機器向け事例(押出成型機用シリンダー)|金属技研、エネルギー向け事例(熱交換器プレート)|金属技研、液晶・半導体向け事例(冷却プレート)|金属技研、加速器・核融合分野向け事例(HOMダンパー)|金属技研、航空・宇宙向け事例(ブレード)|金属技研、フレキシブルチューブを用いた3次元構造部材|金属技研、製品事例 ボールジョイント|金属技研、金属積層造形|金属技研、成形/機械加工|金属技研、品質管理体制|金属技研
COMPANY
会社概要
| 会社名 | 金属技研株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒164-8721 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー27階 TEL 03-5365-3050 |
| 代表者 | 代表取締役社長 畑中 秀夫 |
| 創立 | 1960年(東京都板橋区。熱処理事業を開始) |
| 資本金 | 288百万円 |
| 売上高 | 14,211百万円(会社概要の記載。決算期は記載なし) |
| 従業員 | 503名(2026年2月末現在) |
| 工場 | 群馬工場(玉村町)・茨城工場(水戸市)・神奈川工場(海老名市。技術開発本部)・土岐工場(土岐市)・滋賀工場(愛荘町)・姫路工場(姫路市) |
| グループ会社 | 東北精密株式会社(岩手県北上市)、坂上金属技研(蘇州)有限公司(中国)、MTC Powder Solutions AB |
| 事業内容 | 熱処理、HIP処理、ろう付・拡散接合・溶接、金属積層造形、樹脂積層造形、成形・機械加工、検査・解析・分析、電子線照射装置、エンジニアリング(技術開発) |
| 取得している規格・認証 | JIS Q 9100・JIS Q 9001(ISO 9001)(群馬・茨城・土岐・滋賀・姫路の各工場と生産推進センター)/ISO 13485(生産推進センター)/ISO 14001/Nadcap(熱処理ページでは滋賀工場・姫路工場・坂上金属技研(蘇州)。品質管理体制ページには土岐工場の記載もある) |
| 所在地 | 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー27階(会社概要の表記は「本社所在地」) |
| 認証 | JIS Q 9100・ISO 9001・ISO 13485・ISO 14001・Nadcap |
| 分野 | 加工・成形 |
ON THIS SITE
こんな課題で紹介しています
ものづくり技術百科では、次の記事で金属技研を紹介しています。記事の中の企業紹介に詳しい説明があります。
- チタン・チタン合金 →Ti-6Al-4Vなどの金属積層造形を、HIP・仕上げまで一貫で行う会社として紹介
BEFORE CONTACT
問い合わせる前に整理しておくこと
問い合わせは、公式サイトの3つのフォーム(お見積りのご相談/設計に関するご相談/その他のお問い合わせ)か、電話で受け付けています(電話の受付時間は公式サイトに記載なし)。フォームに図面などの添付欄はありません。営業の提案は、専用のフォームから送るよう案内しています。オンライン相談も無料で受け付けているとしています。
- 相談の種類(見積り・設計相談・その他)と、対象の技術(HIP・熱処理・ろう付/ホットプレス・積層造形・成形/機械加工・検査/解析・分析・エンジニアリングのどれか)。見積りフォームでは、この項目を選ぶ形になっています
- 材料と形状・大きさ(接合の面積や、装置に入る寸法)。同社は、HIP装置と真空炉の大きさに幅があり、HIPはワーキングゾーンを超えないサイズでの製造になるとしています
- 求める性能と使う環境(高温高圧・腐食・強度・内部欠陥の許容など)。同社は、使用環境に合わせた異種金属接合や、積層造形後の強度の確保を相談の例に挙げています
- 必要な工程の範囲(熱処理だけか、造形・HIP・機械加工・検査まで一貫か)と、数量・希望納期。積層造形は最低1個から対応するとしています
- 適用する規格やスペックの有無(航空・宇宙・原子力・医療機器など)。同社は、スペック適用品の処理や、JIS Q 9100・ISO 13485の品質マネジメントに沿った製造に対応するとしています
CONTACT
金属技研に問い合わせる
お問い合わせは、公式サイトの専用フォームから受け付けています(会社名・お名前・メールアドレス・電話番号・住所・相談項目・内容などを入力。
電話:03-5365-3050(本社。受付時間の記載なし)
ボタンを押すと金属技研の公式サイトのお問い合わせフォームが開きます。ものづくり技術百科は問い合わせの内容を受け取りません。
SAME PROCESS
同じ「溶接・接合・ろう付け」の、ほかの会社の実績
DISCOVER
ちがう分野の、すごいもの
各社のエースモデルから、ほかの分野のものを選んでいます。開くたびに入れ替わります。
COMPANIES
溶接・接合・ろう付けの、近くの会社
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株式会社アドウェルズ福岡県那珂川市で、超音波を使う接合・カット・溶着の装置をつくる会社このページは、金属技研の公式サイトなどの公開情報をもとに、ものづくり技術百科の編集部が作成した紹介ページです。内容の誤り・修正のご連絡は、お問い合わせからお送りください。
情報の確認日:2026年10月10日









