エリーパワー株式会社

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COMPANY PROFILE / 企業紹介

企業紹介|大型リチウムイオン電池(リン酸鉄系)・蓄電システム・二輪車始動用バッテリー

エリーパワー株式会社

自社の川崎工場で大型リチウムイオン電池のセルをつくり、家庭用から産業用までの蓄電システムに仕上げる、東京都品川区の電池専業の会社

可搬型蓄電システム住宅用蓄電システム産業用蓄電システム大型リチウムイオン電池セル

公式サイトなどの公開情報をもとに編集部が作成 情報の確認日:2026年11月7日

ガラスで囲われた設備が並ぶ、電池の生産ラインの内部
全工程を自動化した生産ライン(出典:エリーパワー「フルオートメーション工場」)
青と白の外装に ELIIY Power のロゴが付いた、角形の大型リチウムイオン電池セル
大型リチウムイオン電池セル HYバッテリー(出典:エリーパワー「技術力」)
会議室の壁ぎわに置かれた、キャスター付きの白い可搬型蓄電システム
出典:エリーパワー「業種別導入事例(オフィス)」
10.9万台以上蓄電システムの累計出荷台数
2006年設立
356名従業員
280Wh/kgHYバッテリーEシリーズのエネルギー密度

OVERVIEW

エリーパワーとは

自社の川崎工場で大型リチウムイオン電池のセルをつくり、家庭用から産業用までの蓄電システムに仕上げる、東京都品川区の電池専業の会社

エリーパワーは、東京都品川区に本社を置く、大型リチウムイオン電池と蓄電システムの会社です。2006年9月に、慶應義塾大学の研究室のメンバーらで設立しました。神奈川県川崎市に自社の工場があり、「HYバッテリー(HY battEliiy)」の名前の電池セルを、すべてここで製造しています。従業員は356名です(2026年10月1日現在)。

事業は「大型リチウムイオン電池および蓄電システムの開発、製造、販売」です。電池の正極には、熱安定性が高いとされるリン酸鉄リチウムを使うとしています。電池セルの製造は全工程を自動化した自社工場で行い、蓄電システムの累計出荷台数は10万9千台以上(2026年6月時点)としています。可搬型・住宅用・産業用の蓄電システムと、二輪車の始動用バッテリー、特注の大容量システムをつくっています。

川崎工場の敷地を空から見た写真。大きな工場の建物が並び、屋根に太陽光パネルがある
川崎工場(川崎事業所)(出典:エリーパワー「フルオートメーション工場」)

こんな相談に向いています

停電時に、屋内で静かに使える非常用電源がほしい

可搬型蓄電システム POWER YIILE 3 は、キャスター付きで移動でき、組み立て工事なしですぐ使える。

電池の寿命を長くして、交換の手間を減らしたい

電池セル(型式 PD50S06)は、1日3サイクルのフル充放電を15年続けた場合(約17,000回)の容量保持率が70%…

高容量の電池でも、安全性を落としたくない

2026年9月に発表した HYバッテリー Eシリーズは、正極にハイニッケルを使い、エネルギー密度280Wh/kgとしてい…

太陽光の電気をためて、電気自動車にも使いたい

V2H 対応の POWER iE Connect は、太陽光発電の余った電気を蓄電池と電気自動車に同時に充電できる。

出典:会社情報|エリーパワー、技術力(電池セルの要素技術)|エリーパワー、フルオートメーション工場|エリーパワー、会社沿革|エリーパワー、製品一覧|エリーパワー

SERVICES

技術・サービス

エリーパワーの公式サイトは、製品を「スタンドアローン型」「系統連系型」「特注製品」「二輪車始動用バッテリー」に分けています。ここでは、製造業の設計・開発の方に関係の深い5つを並べました。

産業用蓄電システム(Power Storager GX・特注270kWh)

太陽光発電との併用やバックアップに使う、法人・公共向けの大容量の蓄電システム。

公式サイトで見る ↗

二輪車始動用バッテリー(HYバッテリー Pシリーズ)

定置用の電池の技術を使った、二輪車のエンジン始動用のリチウムイオンバッテリー。

公式サイトで見る ↗

CASES

実績(公開されている事例)

エリーパワーが公式サイトで公開している事例から、編集部が9件を選びました。詳しい内容は各事例のページでご覧ください。

制御盤を背にして床に置かれた、キャスター付きの可搬型蓄電システム

鉄道可搬型

鉄道会社の駅事務室・乗務区の非常用電源

駅の事務室や乗務区に可搬型蓄電システムを置いた事例が複数ある。停電時に運行情報を確認するパソコンや緊急連絡用の携帯電話の充電に使い、電力需給がひっ迫したときの節電にも使う、としている。

出典:エリーパワー「業種別導入事例(鉄道)」

詳細はこちら ↗

鉄道UPS代替

気象情報装置・地震計の電源を、UPS から蓄電池に

UPS 装置は3年に1回交換していても、3年以内に壊れることが多かった。リチウムイオン電池の蓄電池に替えて停電させない仕組みにしたところ、機器への負担が減り動作が安定したとしている。

詳細はこちら ↗

工場産業用

電池工場のドライルームを守る産業用蓄電システム

自社の川崎工場に Power Storager GX を導入。工場棟は最大1,006kWh、事務所棟は22.5kWh。2025年4月末の瞬間的な停電でも、自立出力に切り替わり、ドライルームの湿度を保てたとしている。

詳細はこちら ↗

BCP通信

165拠点に配備した可搬型蓄電システム

ケーブルテレビ会社が BCP 対策として165台を各拠点に1台ずつ配備。主に衛星電話の充電用で、タブレット端末などにも給電できる。運転音が38dB以下で、屋内に置ける点を選定理由に挙げている。

詳細はこちら ↗

木目の壁のトレーラーハウスの室内に置かれた、黒い台の横の可搬型蓄電システム

トレーラーハウス太陽光

トレーラーハウスの電源に、太陽光で充電できる可搬型

住宅メーカーのトレーラーハウスに、屋根の太陽光パネルとつないで導入。照明・エアコン・冷蔵庫に給電する。可搬型なので、公道を走るときは車両に積まず別の車両に積み替えられる、としている。

出典:エリーパワー「業種別導入事例(トレーラーハウス)」

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壁のモニターの手前に置かれた、灰色の可搬型蓄電システム

オフィス可搬型

フリーアドレスのオフィスで、持ち運んで使う電源

共有スペースのパソコンやモニターに、可搬型蓄電システムから給電。決め手は蓄電サイクル寿命が長いこと、大容量、動かせること、安全の4点としている。BCP でも使う予定。

出典:エリーパワー「業種別導入事例(オフィス)」

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木目の壁の建物の外に設置された、白い箱形の蓄電システムの機器

店舗防災

店舗を緊急避難所にする、全負荷型の蓄電システム

コンビニ店舗に全負荷型ハイブリッド蓄電システムと太陽光パネルを設置。災害時は緊急避難所として開放し、屋外テラスの照明やカフェスペースのコンセントに電力を送る。

出典:エリーパワー「業種別導入事例(店舗)」

詳細はこちら ↗

ユニットハウスの壁ぎわに並んで設置された、複数の白い家庭用蓄電池

オフグリッド太陽光

モータースポーツ大会の熱中症対策エイドステーション

太陽光パネル(総発電容量18.2kW)と家庭用蓄電池(6kW・12.8kWh)3基で、2026年の大会の36時間の運営をまかなった。発電機の使用時と比べて、CO₂排出量を約100kg、燃料を約45リットル減らしたとしている。

出典:エリーパワー「鈴鹿8耐に熱中症対策エイドステーションを設置(実施レポート)」

詳細はこちら ↗

出典:エリーパワーの公式サイトの事例ページ(各カードのリンク先)。写真は各ページから引用しています。

FACILITIES & RESULTS

設備と主な数字

公式サイトの「業種別導入事例」には16件を載せています(2026-11-07 時点)。上の9件は、そこから7件(鉄道会社は複数の事例をまとめました)と、プレスリリース2件(ハイニッケル電池・エイドステーション)を選びました。導入先の名前は書いていません。施設の外観や会社のロゴが写る写真は、写真を付けていません。

会社概要では、従業員は356名(うち常時使用する従業員は238名)、投入資本額は501億5,040万円(2023年11月30日現在)としています。

設備主な仕様・用途
本社東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビルディング19階
川崎事業所神奈川県川崎市川崎区水江町4-7。川崎工場(2010年に第一工場、2012年に第二工場を竣工)とバッテリーR&Dセンター
瀬田事業所滋賀県大津市月輪2-19-9。バッテリーR&Dセンター
関西事業所大阪市中央区南船場3-6-10 エミネント心斎橋ビル3階
生産のしかた電極の製造から、電池セルの組み立て(スタック方式)、検査までの全工程を自動化している(公式サイトの説明)
認証ISO9001(2011年12月取得。川崎・瀬田事業所)、ISO14001(2013年8月取得。川崎事業所)。認証機関は日本品質保証機構(JQA)

上の数字の帯:10.9万台以上 蓄電システムの累計出荷台数(2026年6月時点)/2006年 設立/356名 従業員(2026年10月1日現在)/280Wh/kg HYバッテリーEシリーズのエネルギー密度

出典:業種別導入事例|エリーパワー、会社情報|エリーパワー、会社沿革|エリーパワー、取得認証|エリーパワー、フルオートメーション工場|エリーパワー

COMPANY

会社概要

会社名エリーパワー株式会社(ELIIY Power Co., Ltd.)
代表者代表取締役会長 兼 CEO 吉田 博一
設立2006年9月28日
投入資本額501億5,040万円(2023年11月30日現在)
従業員数356名(うち、常時使用する従業員数は238名)2026年10月1日現在
事業内容大型リチウムイオン電池および蓄電システムの開発、製造、販売
本社所在地〒141-0032 東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビルディング19階
TEL03-6431-9041(代表)
取得認証ISO9001、ISO14001
住所東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビルディング19階(本社)
分野電池・蓄電システム

出典:会社情報|エリーパワー、取得認証|エリーパワー

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こんな課題で紹介しています

ものづくり技術百科では、次の記事でエリーパワーを紹介しています。記事の中の企業紹介に詳しい説明があります。

BEFORE CONTACT

問い合わせる前に整理しておくこと

製品の問い合わせは、公式サイトのお問い合わせフォームで受け付けています。購入前の方向けと購入者向けのフォームが分かれていて、項目は名前・フリガナ・電話・メール・住所・対象製品・問い合わせ内容などで、ファイルの添付欄はありません。住宅用の POWER iE5 GRID・iE Connect の購入・施工は、お近くの施工研修修了店への問い合わせとしています。電話は本社営業部(平日9時〜18時)です。

  • 使う場面(停電時のバックアップ、太陽光の自家消費、ピークシフト、機器への組み込みなど)
  • 必要な蓄電容量(kWh)と出力(kW・kVA)、停電時に使う機器の範囲(特定の機器か、全負荷か)
  • 設置の場所と環境(屋内・屋外、温度、塩害など)
  • 電池セル単体か、蓄電システムか。標準品か、特注か
  • 台数と時期。購入・施工を頼む窓口(住宅用は施工研修修了店)

CONTACT

エリーパワーに問い合わせる

お問い合わせフォームから、製品に関する相談ができます。

電話:本社営業部 03-6431-9044(平日午前9時〜午後6時)/代表 03-6431-9041

ボタンを押すとエリーパワーの公式サイトのお問い合わせフォームが開きます。ものづくり技術百科は問い合わせの内容を受け取りません。

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情報の確認日:2026年11月7日